見出し画像

夕日が沈んだとき_2023/07/27

近頃スーツ(特に旅行)をよく見ている。

もともと旅行が好きというのもあるけれど、とにかく彼の喋りが面白くてつい見入ってしまう。

こういう民宿にも泊まってみたいと旅行系YouTubeを見るたびに思うのだが、そのたびに自分のコミュ障&潔癖を思い出して悲しくなる。


コミュ障と潔癖ってかなりの厄介アビリティだと思う。

どっちもメリットはないに等しいのに、デメリットはやたらと大きい。

人と喋れないし、温泉も入れない。
温泉入れないのはでかいぜ。国内旅行先の選択肢が半分くらいになる。


まあこんな文句言ったって事態が好転するわけではないんだけど。

自分の長所も短所も受け入れながら生きていくしかない。
それが人生ってもんよ。





祖母の家へ行き、昼食をごちそうになった。

そこで久々にワイドショーを見た。
すすきのの頭部持ち去り事件のやつ。


ワイドショーってタイパの潮流とは真逆だよな、と思った。

ニュースについて知るならネットニュースや新聞を読むのが一番速い(1記事あたり数分)が、ワイドショーだと数十分〜1時間くらいかかる。

しかも、こういう番組で取り上げられるのはだいたい殺人か不倫。

私たちにとってより価値がある(利害に直結する)のは政治・経済とかのニュースであるはずなのに、ワイドショーは比較的価値の低い事件を長時間かけて報道する。

価値のある情報を効率的に摂取するという、タイパの潮流に抗っているとしか思えない。


タイパに抗うことが良いか悪いかは別として、僕はワイドショーが嫌いだ。


殺人犯の人間関係や過去をサディスティックなまでに掘り下げ、それを中心に報道することにいったいどれほどの意味があるのか。
自分の身を守るためならば、新聞程度の情報で十分だと思う。

芸能人の不倫だって、情報としての価値はほとんどない。
僕にとっては一番どうでもいいニュースかもしれない。
あれはシャーデンフロイデ的な感情を煽ることでエンタメを提供しているのだと勝手に思っている。


まあゴシップの好き嫌いとワイドショーの好き嫌いはかなり相関関係にあるのかもね。





悲しいとき〜悲しいとき〜
昼寝しすぎて次の日の朝になっちゃったかと思いきや、まだ今日の夕方だと判明したとき〜!


16時に眠くなってきたから昼寝して、起きて時計を見たら18時30分と表示されていた。

でも寝起きの僕はその数字を見ても今が何時なのか理解できず、「かなり寝ちゃった感じするしもう朝だろうな。外の明るさ的に5時くらいかな」と思っていた。

体を起こして再度時計を見てみると、18時30分。
そこでやっと「まだ今日の18時30分じゃん!」と気が付いた。


こういう時は頭ん中がぐわんぐわんに混乱する(混乱状態で頭の周りをヒヨコが回るモーション、何?)。
そして気分が悪くなる。

自分の感覚上僕は確かに未来にいたはずであって、それを無理やり過去に連れ戻された感じがするからだ。

僕が出しゃばったのか、みたいな。


時間はひどく主観的で曖昧模糊な概念だ。
抽象的なことについて考えるのは楽しい。


もうすぐ19時。
日の入りの時間だ。


悲しいとき〜悲しいとき〜
夕 日 が 沈 ん だ と き ~ !


あなたのお金で募金をします