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中国で作ったおせち

中国で手に入る食材を揃えて作ったなんちゃっておせち。

中国で作ったおせち

ははは。恥ずかしいです。わたしの個人ブログのほうは、
主に知り合いが読者なので毎年おせちや子供の写真もUPしていたのですが、noteにしてからは個人的な写真は控えようと思いつつ、

「中国でおせち作ったらこんなふう」

ということを説明したいがために、
恥を忍んで個人写真をUPしました。
(・・・というか、わたしの腕のせいが大きいですが(笑)。
 中国でも素敵なおせちを作る方はたくさんいらっしゃいます)

言い訳のようですが、食材の苦労話(笑)。
日本ではスーパーに行けば普通に手に入る食材が
中国ではなかなか手に入りにくいものが多数。
日本人の多く住むエリアにはそれなりの食材が揃っているのでしょうが、
うちの近所にはそんな便利なスーパーもないので、
中国最大のオンラインショッピングサイト、タオバオが大活躍。
忙しい年末に半日かけて遠くのスーパーや市場まで
買い出しに行かなくても、
ワンクリックで家に届くのがありがたいです。

①栗とさつまいも(栗甘露煮,糖水栗子 & 板栗红薯,红薯黄心)
栗きんとん用の栗の甘露煮はネットで手に入れ、
さつまいもは近所の市場で調達する予定でしたが、
今年は近所3件の市場を回っても、黄色いさつまいもがない!
白いのとオレンジのをブレンドしてやってみましたが、
やっぱり黄色くはなりませんでした。そりゃそうか。
芋ひとつでも事前チェックが必要ですね。

②ゴボウ(牛蒡)
大きな卸売市場に行けばありますが、普通の市場では手に入りません。
わが家では1年に1回しか食べない食材。
ネットで箱買いすると2.5kgも届いたけど、
今年のは太めでたくましすぎた。。。
量は少なくていいので、適度な太さでやわらかいのを選んで入れてほしい、
と、来年はタオバオのチャットで交渉してみようと思います。

③クワイ(马蹄,荸荠)
日本で出回っているようなクワイは中国で見たことがありません。
芽が出るという縁起を担いで、手に入りやすい水クワイを
おせちに入れています。
可食部分は大きいですが、芽の部分が短く、皮むきが難しいので、
芽の部分だけそのままにしています。

④数の子(数鱼籽)
今年はタオバオで上海の日本食材卸屋さんが
1本ずつ真空パックされた数の子を
全国送料無料で販売しているのを見かけたので、
それを頼んでみました。
超特大サイズが2本で38元なり(普通サイズは2本で24元)。
冷凍ものですが、コリコリした歯ごたえは健在。
中国は冷凍車・冷蔵車などがまだ普及していないのですが、
上海から1200kmの距離を経て
翌々日には半解凍状態で北京に届くのがちょうどいいです。
2本単位でほしい量だけ買えるのと、
塩抜き・味付け済みなので、パックを開けてそのままおせちに
入れるだけのお手軽さがGOOD。

⑤いくら(三文鱼籽)
手に入りにくいです。ネットでは少量パックはあまり見かけません。
彩りにちょこっとほしいだけなんだけどな。
今年はトビコで代用したけど、来年は早めにネットでチェックするか、
北京のお魚専門店、魚清さんで購入したい。

⑥かまぼこ(数鱼籽)
美味しいのは手に入りにくい。
ネットで花模様入りの冷凍かまぼこを購入しましたが、味は・・・
来年は魚清さんで美味しいのがないか見てみたい。
(うちの子供たちはかまぼこ大好きなので。)

⑥昆布巻き·(昆布鱼卵卷)
ニシンを昆布で巻いた昆布巻をネットで見かけるのですが、
なぜかピリ辛味。
結び昆布を煮たものをおせちに入れたりしていましたが、
最近ネットでおでん用の昆布巻きに似た形状の練り物を発見。
鶏ミンチを昆布で巻いてあるようなものですが、
子供が好きなのでここ数年はこれで済ませてます。
中国で日本っぽい昆布巻が手に入るショップを探し中。

ネットでのショッピングは、パズルか当て物みたいですね。
去年当たりだったものが今年はハズレだったり、
写真と違うものが届いたり。
毎年ドキドキです。

↓つづく。

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