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クチンに短期移住して思ったこと

割引あり

現在、ヨーロッパや東南アジアを中心に海外を転々と移住している私が約ひと月、マレーシアのクチンに滞在して気づいたことや思ったことなどを紹介させて頂きます。クチンへの長期旅行や移住を検討されている方のお役に少しでも立てばと思っております。

■クチンはどんなところ?

クチンはマレーシアのサラワク州の首府で、多様な文化と自然が魅力な街です。人口は約65万人で、マレー、中国、イバン族などの民族が暮らしています。クチンは「猫の町」としても知られ、独自の伝統や手工芸品が見られます。観光地ではバコ国立公園やグヌン・ガディン国立公園などがあります。マレーシアの多様性が息づくクチンは、歴史的な遺産と美しい自然が融合した魅力的な都市です。

クチン市内の猫の像のようす。

クチンはマレー語で『ネコ』という意味があり、ネコはクチンにとって象徴的な生き物です。街の至る所に、ネコの像やイラストがあります。また郊外にはネコ博物館があったりとネコ好きには、とても魅力的な場所です。

■気候について

サラワク州のクチンは熱帯気候で、一年を通じて暖かいです。年間平均気温は摂氏27〜32度。モンスーンの影響を受け、11月から2月が雨季。雨が多く降る一方で、緑豊かな景色が楽しめます。3月から10月は晴れやすく、観光やアウトドア活動に適しています。高温多湿な気候に備え、軽い服装や日焼け止めを準備し、雨季には防水対策が必要です。楽しい観光と美しい自然が共存する、常夏の魅力的なクチンの気象を堪能できます。

サラワク川にあるボート乗り場のようす。

私が訪れた11月と12月は雨期にあたります。そのため、天候の急変は滞在中に多く経験しました。日本のゲリラ豪雨のような強い雨や雷などがありますので、外出するときは、時間の長さに限らず雨具は常時、携帯することをお勧めします。また地元の人の雰囲気で、その雨が通り雨か長引くかも幾分、わかります。地元の人が軒先やショッピングモールの入り口で雨宿りをしている場合には、短時間で止む可能性がありますが、諦めてGrab(配車サービス)を利用したり、雨を突っ切って帰り始めたら、その雨はきっと長引くものになるでしょう。

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