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パラサイトも観た

なんだよ。最高じゃねーかよ。
最後の最後でハッピーエンドにしない感じも
「あー、よかった!」って思ってしまう。

さて、もうネタバレのブログとかレビューは死ぬほど出ているし、そもそも「1917」に引き続き、私のことはミーハーだと思われているから、大して関心もないでしょうが、個人的によかったところを勝手にまとめてみました。

1.風刺がコメディがしっかり効いている
僕は背景をそれなりに調べてから行ったからだろうけど、社会問題が物語の中枢にあるから、極端な事例でも何故か突拍子もないように思えない。それでいて健気で明るく楽しいキム一家は悲しい実情を家族総出で乗り切ろうとする。馬鹿げたストーリーや演出も地に足がついているし、笑える。

2.緊張と緩和
緊張の場面なんて、そう多くもないのですが
無駄に怖い地下の男や、見つかりそうで見つからないリビングなど、いま思い出しても笑えてくる。
笑えるだけではなく、ハラハラドキドキもさせてくれるエンターテインメントがパラサイトにはある。

3.裏切り続けてくれる
こうなってくれたらいいな、こうだったら嫌だなというのを
見事に捉えてくれる。これは監督が「観客が求めていること」を的確に掴んでいるんだろう。ちゃんとみて楽しい構成は久しぶりに味わえる感覚だ。

だらだらと一般論を書いてしまったし、特に面白いレビューではないだろう。
けれども、ここまで完成されたエンターテイメントには、ありきたりなフレーズが適用されてしまうのかもしれない。

これからも韓国映画は目を離せなくなりそうです。

適当にやっておりますが よろしくお願いします