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9月のお気に入り短歌(うたの日より自選)|#短歌

こんばんは、もしくはこんにちは。結木です。

今年の8月、ふと思い立って、1日1回お題に沿った短歌を投稿できるサイト『うたの日』への投稿を再開しました。

今日、前日の結果を見ようと思ってページを開いたら、「連続50日詠」という文字が目に入り、お祝いされているみたいでちょっと嬉しくなりました。

実は、うたの日への最初の投稿から3年が経っているのに、まだ1度しか首席を取ったことがありません。
短歌を通して表現すること自体が楽しいとはいえ、ちょっとくやしい。
いつか選ばれるような短歌を作ってみたいな、と思っています。

評価のことは一旦置いておいて、毎日の投稿を再開したのには理由があります。
尊敬する歌人の木下龍也さんが、著作『天才による凡人のための短歌教室』で書いていることに、なるほどと思ったからです。

以下に『作家を日課に。』の章から一部を引用します。

(前略)短歌についてではなく、まずは短歌を考える。最初のうちはとにかく机に向かって手を動かす。何か使いたい言葉やテーマを持って短歌という入れ物に向き合うのもいいし、最悪、手ぶらでアイデアなしに向き合うのもいい。待っていれば何かしらの言葉を31音という定型が引き出してくれる。最悪の場合、書けなくてもいい。というか時間も気力もなくて書けない日もあるだろう。僕もある。そんな日は短歌を一首作るのではなく、読むだけでもいい。短歌に触れない一日をなくそう。

『天才による凡人のための短歌教室』

まるで勉強みたいだな、と思いました。
私は英語や中国語を学んでいるのですが、言語学習を毎日の習慣としています。

難しい、分からないものが出てきたぞと思っても、とりあえず1日に1回は学習アプリを開いたり、本を読んだり、問題を解いたりしています。

毎日の習慣の中に組み込むと、数日おきに学習するときよりも、「やらなきゃ」という気持ちがやや、芽生えます。
(「やや」というのがポイントです。毎日欠かさずやろうとは思いつつ、時々忘れたりもう無理!と思ったりします。でも1日おきに取り組むより、毎日取り組む方が「やる前にやりたくないよ〜と悩む時間」が少なくて済む気がしています)

そんなわけで、9月10月はたくさん短歌を詠みました。
お気に入りをまとめてみたので、気が向いたらお読みください。
※『うたの日』ではのすけという筆名で投稿しています。

犬の短歌まとめ

9月には、ちょっと新しいことに挑戦してみよう、と思って英語を取り入れた短歌も作ってみました。

余談ですが、過去に「分からないなりに毎日取り組むことでだんだん身についてくるものがあった」という経験をしていてよかったと思いました。

結果が出ない(ように見える)中で毎日続けるのは大変です。
過去に「続けてよかった」と思える経験があったことは、新しいことを習慣にする時にも、私を支えてくれています。

これからも言葉と向き合いながら、短歌に触れていけたらいいなと思っています。

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