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仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?と聞かれて皆さんはどう感じるでしょうか

楽しいです!と答えられる方はとても素敵だと思います。私自身は正直うーむ、と答えに詰まってしまうでしょう。

今回ご紹介する本はデイル・ドーテン著の「仕事は楽しいかね?」です。
この本は私と同様、仕事が心底楽しい!と答えられない方にぜひ手に取っていただければと思う一冊です。

自分が楽しめることを仕事にしよう!であったり自分の楽しめることを新たに見つけよう!という本には私はこれまで出会ってきました。

こう言った本もとても参考になりますし、勉強になります。
しかし、今の仕事においてどういう部分から楽しくしていけるかという箇所についてはなかなか学び取ることができませんでした。

この本「仕事は楽しいかね?」はその今の仕事をどうやって楽しくしていけるか、という部分について教えを授けてくれる本だと思います。

ではこの本ではその方法は何だと述べているのでしょうか。

仕事を楽しくするには日々新たな試みをすること

この本ではホーソーンの実験という1927年イギリスで行われていた実験について面白い結果が出ていることを紹介しています。

この実験では工場の従業員たちがどのような条件で労働すればより生産性を上げることができるかを調べることを目的に様々な条件のもと、労働者たちに作業をしてもらいました。

その結果いずれの実験でも、これまでの作業環境より効率よく作業を進めることができた、という結果になりました。

この実験で証明されたことは作業環境によって業務効率が上がること、、ではなく人は何か試している状況だと行動意欲が増し業務効率が良くなる、ということでした。

つまり日々何か新しいことを試みれば、自然と今まで楽しさを感じていなかった仕事も楽しく取り組める可能性があるということをこの実験結果は示しています。

ではどうやって新しい試みを見つけ出せばいいのでしょうか。
本書では三つのリストを作り出すことで仕事における新しい試みのヒントを見つけ出せる、と紹介しています。

試みを見つけるための三つのリスト

本書では以下の三つのリストを書き出すことで新たな試みのヒントになるとしています。

1:仕事上のすべてのミスを書き出すリスト

2:仕事上の問題点を書き出すリスト
(仕事上のイライラや不平不満を自分だけでなく他人が言っていたことも全て書き出す)

3:仕事に関してやっていることを全て書き出すリスト

私も今後このリストを参考に日々新たな取り組みを小さなことから始めていこうと考えています。

この本からの学び

この本を通じて感じたことはまとめると大きく3つあります。

新たな試みをするだけで日々が楽しくなる。

新たな試みは成功へのチャンスを増やしてくれる

新たな試みのアイデアは日々の生活の至る所にある

この学びから次のことを実践して行こうと考えています。

1、現在の仕事における試みを見つける3つのリストを作成

2、日々の生活の中でも毎日一つ変化をつけてみる

上記のことを実践し、どのような変化があったかを今後加筆していきます。

今回の記事は以上になります。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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