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面接における質問の意図

面接とは、確認の場です。
1.どんな人物なのか
2.入社したらどのように活躍してくれそうか
3.他社員との相性やコミュニケーションスキル

面接における評価ポイント

1.第一印象
2.コミュニケーション・人間関係
3.自分自身のことをわかりやすく伝えられているか
4.その企業で働くイメージが湧くか
5.意欲
6.論理的思考

過去に目を向ける

1.どんなキャリアビジョンを持っていますか(過去・現在の出来ること→将来こうなりたい→だからこんな経験を積んでいきたい)
2.学生の時一番頑張ったことは何ですか?
3.あなたは当社でどのように活躍できると思いますか?
4.仕事をする上で大切にしたいことは?

これらは「自分の過去に目を向ける」=自己整理・自己理解していないとしっかり答えられない質問です。だから答えは人それぞれ異なります。

面接担当者は様々な言葉や聞き方を通じて、職場・業務に合うかどうか、自分のことをしっかり伝えられるか、意欲・モチベーションなど、表情や目線といった反応、仕事に対する考え方などを確認しているのです。

採用担当者は、上から一方的に評価する、というよりも、あなたを推薦する〈理由〉を見出すために行います。

面接Q&A

Q1:あなたの長所はどんなところですか?

質問の意図:仕事や職場環境の中で活かせる、自分の「良さ」「特徴」を客観的事実とともに話せるかどうか。きちんと自己分析した上で答えているか。他人からの評価とずれていないか。

伝えること:自己分析の結果導き出した具体的エピソードを伝える。具体例としては、できるだけ〈学業〉や〈アルバイトでの経験〉であればより具体性があり、自己PRにもなるので良い。

→自分のことを具体例を挙げて、客観的に長所をあげるのは結構難しい。大学のキャリアセンターや身近な人に意見を聞いてみると良い。

Q2:当社を志望する理由は何ですか?

質問の意図:会社のことに興味や熱意はあるのか(企業研究や求人票の読み込み)。ほかの企業と間違えていないかを確認したい。

伝えること:ここで働きたい!という理由を、できるだけ自分の言葉で話すことで熱意を伝えられる。

Q3:あなたの短所はどんなところだと思いますか?

質問:自分の弱点を認識できているか。どのように補っているのか、仕事での対応方法

伝えること:具体的に伝えるがソフトに。また、自分の短所とどう向き合い、どのように防いだり、対策しているのか、を忘れずに。

Q4:質問はありますか?

質問の意図:業務内容や職場に関わる質問をするかどうかで、あなたの志望度合いを確認

伝えること;求人票に記載していること、調べればわかることはやめましょう。

会社が答えにくくない範囲で、実務に関することでの質問を、事前に3つほど用意しておくと良いです。

面接での“伝え方のコツ”

#1 大原則は“結論から話す”こと
まずは質問に対する答えを簡潔に述べて、それから、そう考える理由やエピソードを話しましょう

#2 できれば1分くらいでまとめる
面接では伝えるべきことを簡潔に分かりやすく話すことが必要
質問に対する結論と根拠やエピソードで1分を目安に

#3 相手が“自分のことを知らない”と自覚する
面接担当者とは初対面です。友人間などで使っている言葉をそのまま伝えても、伝わらない可能性があります。相手は自分のことを知らないと自覚し丁寧に説明を

#4 面接官の目を見て話すと、信頼感が高まる
相手の目を見て話をすると信頼感が高まります(でも凝視はしない)
難しい場合は、おでこやあごなど、目に近い部分を見ながら話すと良いでしょう

#5 ハキハキと答えましょう
できれば笑顔に近い表情で、ハキハキと明るい印象を残しましょう

面接対策には、事前準備が大切です。準備し、練習し、自分自身の説明ができることをまずは目指しましょう。