トラブルから奇跡を体験した


前回の記事で
ポストに投函した書類が
行方不明になってしまった話をした。


その時、問い合わせに対応してくれた人が
追跡の難しい普通郵便を探すのは
なかなか難しくて
これまで見つけられたケースは少ないって言っていた。


その夜に電話で兄と話した時、
自分が書留速達にしなかったことを
後悔している様子だった。


でも

私はこう言った。


「大丈夫!絶対に見つかるから」

もう終わったことを
後悔しなくていい、って。

見つかるって思っていたら
ちゃんとその通りになるものだから。


なんの根拠もないことなのに
自信たっぷりに私が断言したのを
ちょっと驚いていたけれど

「そうだね、ありがとう」って
言っていた。

そして翌朝、

電話が鳴った。

郵便局の人からだ。

「ありましたよ!」という
喜びの声が飛んできた。


すごい!
本当にそうなった!


これは
二人の共同作業だった。

お互いに
こんなトラブルになった原因について
考えることをしなかった。


どうすれば
今回の手続きが順調に進められるか
そのことに意識を向けていた。

自分たちのできることは
全部やった。

あとは
必ず見つかる、と信じただけだ。

そうしたら
夕方にその書類は
私の手元にちゃんと届けられた。

宛名を確認すると
何も不備はなかった。


そう、誰のせいでもなかった。


いつだって
いい気分でいること以上に
大切なことはない。

この実践がまたいい結果につながった。


今回の手続きは
私の中でとても重要だった。

家族のために
どんなことも投げ出さず
頑張ってくれた父が
最後に
「あとは頼むよ」って
残した作業っだったから。

大変なこと
困難なこと
厄介なこと

そう思いながら
行動していたとしたら
全てがうまく進まなかったと思う。

ネガティブな波動は
またネガティブな出来事を
引き寄せてしまうんだ。


ここまで
ずっといい状態で
進めてこれた。

相談に乗ってくれた人たちは
みんな優しかった。


だから
必ずうまくいくと思っていた。


まだまだ
やらなければいけないことは
たくさんあるけれど

ひとつずつ
大切に丁寧に
無理をしないで
ゆったりした気持ちで
進めていこうと思う。


それを担う役割を
父と母が私に託したことを
ちょっと嬉しく思っている。

5年前、父が病気で倒れた時が
全ての始まりだった。

きっと

「あなたならできる」

そう思ってくれたんだ。


たくさんのことを
乗り越えながら
小さな自信を積み重ねてきた。

そういうストーリーを
用意してくれたことで
本当の自分に戻れるようになってきた。

何かが起きたらどうしよう、じゃなく
何が起きても大丈夫って
思いながら
これからも生きていこう。

いい気分でいること以上に
大切なことはないのだから。

おしまい


よろしければサポートお願いいたします。 頂いたサポートは、創作活動のための書籍、資材の購入に 使わせていただきます。