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年齢というコンプレックスを持たない



noteを始めたばかりだからこそ

これを書いてどう思われるんだろうって

ちょっと勇気のいることをテーマにしようと思う。


自分の年齢

今年の秋に54歳になった。


twitterを始めた時、
ここは10代〜20代の人が集まる場所だと
思っていたから
自分の年齢を想像できるような内容を避けていた。

でもそうすると
それに紐づくブログにも
書きたいのに書けないことが増えていく。


なんだか偽りの自分を演じているみたいで
苦しくなって、それをやめてみた。


娘のことも、高齢の親がいることも
どんどん発信していった。

フォローしてくれた人が
みんな解除しちゃうんじゃないかって
不安だったけど
そんなことはなかった。

だからnoteが苦しくならないように
最初から「50代です」と書いておこう。


年齢を気にしないこと


ネット上では年齢を開示することに躊躇しても
普段は全く気にしない。

20代になった時、
周りの人が「もう大人だから」というのを聞いて
違和感を感じた。

もちろん、組織に属して
社会人として最低限のルールを守るという点では
私だって大人として振る舞っていた。

でも心は急に「大人仕様」に切り替えれない。

なんだか自分だけ取り残されたような
寂しい気持ちになったけど。

30代の頃
年相応に見られなかった。
それは、見た目なのか
醸し出す雰囲気からなのか
わからないけど。

同年代の人と話が合わないと感じていた。
「もう若くないから」と諦めたような感じで
20代を懐かしむ様子に違和感しかなかった。


40代になって
初めて夜の時間の飲食店で
働くことになった時のこと。

周りはみんな20代前半の女の子。
どうして私に
「うちで働かない?」って
ママが声をかけたのかわからない。

お酒が飲めない私は
そもそもスナックやクラブが
どういう場所なのかも知らないのに。

でも楽しいことがいっぱいあった。

若い女の子がいっぱいいるお店で
そうじゃない私は受け入れられるのか
最初は不安だったけど
全然そんなことはなかった。

そのお店が閉店するまでの10年
私はたくさんの人と知り合い
数えきれないくらいの思い出を作れた。

30代でうつ病になり
昼間の仕事では
何度もくじけたけれど
なぜか夜の仕事でその症状が出ることは
ほとんどなかった。


その理由は
お客さんからの褒め言葉や
雇ってくれる人から褒められることで
小さな自信を積み重ねていけたからだと思う。

そして50代
周りの人は組織の中で
役職がついたり
年齢にふさわしい「何か」を手にしている人もいる。


人と比べたら
もっと落ち込むべきなのかもしれない。

でも気にしていない。

わかりやすい「肩書き」もなく
実績も提示できないけれど
私はずっと私と向き合ってきた。

興味のあることは
年齢なんて気にせずにトライしてきた。

それを誰かに話すことはなくても
いつも「楽しいこと」にこだわってきた。


今はnoteに自己開示を続けた先で
どんな未来が待っているのか
とても楽しみにしている。

それと

ここで発信しているいろんな年代の
いろんな環境の人の様子を
いい意味での「刺激」として
いっぱい受け取っている。


noteの中で「すごい人」になるのが目標じゃなく
自分が変わっていく様子を見てみたい
そういう好奇心だ。

娘に

「お母さんは一人で家にいるのに
なんだかいつも楽しそうにしている」って
言われたことがある。

ある人から

「自由奔放で天真爛漫な人」って
言われたこともある。

楽しいって、子供心だ。

大人は役に立つこと、有意義なこと

効率、生産性を考えているように見える。

そう考えたら

私はずっと「子供」のまま生きてきたのかもしれない。



何者にもなっていないような私が
ただ「生きること」を楽しむ。

それでいいよね。

だって自分の人生だから。


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