トラブルの対処法

小さなトラブルが発生した。

早急に受け取りたかった書類が届かない。

こういう時、
よくやってしまうのは
問題のほうに意識を向けて
原因（犯人）探しをすること。

一番大事なことは
どうやったら解決するかを
考えることなんだ。

誰（何）のせいで
そうなったかよりも
一番早く解決するには
どうしたらいいか、について
まず考えたほうがいい。

うまく物事が進めば
それに越したことはないのだから。

そのことに関わった人たちだって
より一層、ミスがないように
慎重に行動するようになれる。

今回は
私と兄の間でのやり取りだったけど
外部の人が関わっていたとしても
同じことだね。

以前、働いていた会社の社長から
このことを教えてもらった。

ミスした人を責めるより
解決する方法を考えたほうがいいって。

当たり前のようだけど
そうじゃないことが多い。

みんな
自分は悪くない
自分が責任を背負いたくない
そんな気持ちが強いから
誰かを悪者にして
責めてしまう。

本当は
誰にでも起こることで
完璧な人なんていないのに。

どんな時も
優しい空気に包まれていれば
物事はうまく進んでいく。

焦らされたり
監視されるような緊張感を与えられたら
それだけで萎縮して
その人が持つ能力を発揮できなくなる。

自分に優しくできる人は
他人にも厳しい目を向けたりしない。

自分に厳しすぎる人は
他人にも厳しい。

人の嫌なところが目についたら
それはそのことを自分に厳しくしているせいだ。

そういうことを知ってから
なんだか穏やかに過ごせるようになれたよ。

おしまい