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ロシアが勝つ...のだろうか?

鈴木宗男代議士のロシアへの訪問と、「ロシアが勝つ」発言が一時話題になった。

別のSNS等では、議員外交自体は積極的に行うべきだと私自身言ってきたし、全員が「右向け右」のなか、左を向く人がいるべきなのが「外交」だと思っている。

なので、訪問が制限されている国や地域でも、国会議員や役人は行くべきだし、あらゆる可能性を模索し、対策を講じておくことが大事だと思っている。

よって、鈴木宗男代議士のロシアへの訪問自体は問題ではないと私自身は考えている。

そして「ロシアが勝つ」という発言も、議員としての政治的な考えなのだから、それを発言することも問題ではない。

ただ、あえて突っ込むのであれば、その発言の根拠となっている「ロシアとウクライナでは国力に大きな差がある」という議員の視点である。

ネット番組で、ロシアがウクライナへ侵攻した根本的な原因を認識するべきだとして、NATOの対ロシア政策を指摘した。

そこまでNATOがロシアにとって脅威であるという認識であれば、ウクライナに侵攻した段階で、「ロシアVSウクライナ」ではなく「ロシアVSNATO」という構図になる訳で、ロシアとNATOの国力で情勢を見るべきだと思う。

そうなれば、ロシアの方が国力は小さくなる。

クリミア侵攻や東部地方侵攻のように、親ロシア派の保護という名目で侵攻するような、いつものやり方なら、単純に「ロシアVSウクライナ」の構図でNATOが実質的に手出しできない状況をつくれたと思いますが…。

3方面同時に20万人を動員し、首都も狙ってた…そりゃNATOも黙ってない訳ですよ。

短期決戦で一気に首都を制圧でき、ゼレンスキー大統領を排除、親ロシア派の大統領にできればロシアの思惑通りだったと思うが、それ失敗しましたよね。

失敗したことで、対ウクライナではなく、対NATOとの戦争になってしまった段階で、「国力の差」はロシアに不利になる。

鈴木宗男代議士は、自身のブレインといえる識者からも情報を得ていると、国力の差論議に対して、自身の正当性を訴えていましたが…。

ぜひ、その識者の話を聞いてみたいです。

べらぼうに講演料が高くなければ、私が出資して講演会を開催しても良いです。

私が良く目にする情報の多くは、ロシア不利ということを説明しているものばかりで、ロシア有利という説明を聞いてみたいです。

誰が識者なのか、誰か教えてください。


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