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【海外生活】”私はこう思う”を優先して生きづらさを減らす

「日本は生きづらくなった。」

私は日本が好きなので、この言葉を聞くと悲しくなります。

こうある”べき”だという主張は注目されやすく、
SNSを通じてネガティブな意見は拡散されやすいのは現代社会の特徴でもあります。

だからこそ「No」と言えることに文化的に慣れている外国人(主に欧米圏)と、
慣れていない日本人の差が大きく出ているのかなと個人的には感じています。


他にも自分と違う意見の場合、日本ではダメだとされ
「やめといた方がいいよ。」
「こうすべきだよ。」
と反論したり、

「否定された…」
「なんでわかってくれないんだろう…」
と自己否定されたように感じてしまう人が多いのかもしれません。


カナダで生活を始めて3年目になりますが、
自分の考えを求められることはとても多いです。
賛成・反対・中立どの立場でも。

「私はこんな家庭で育ってきて、
こんな環境で過ごしてきたからこう思うんだよね。」

私は自分のプライベートの話をするのが得意ではなく、
付き合いの長い日本人の友人や幼馴染からも
「秘密主義だよね。」
と言われるほどです。

(自分ではそんなつもりはなく、
人の話を聞くのが好きなので、つい色々聞きたくなるのです。)


それでも日本にいる頃から、
自分の意見は伝えるようにしていました。

カナダで生活している今でも、
伝える習慣は身につけておいてよかったです。

違いがあるとすれば、
日本では異なる意見に対してディスカッションをし合うことを
避ける傾向にあります。

私はディスカッションに対して抵抗がない分、
時にはただ、自分の意見を伝えているだけなのに
「冷たいね」
「怒ってる?」
と言われたことも。

一方で、カナダで出会った友人や同僚は意見が異なることもありますが、
そんな風に言われたことは一度もありません。

「Yukiはそう思うんだね。でも私は…」
とお互いの考えを受け入れながら、折衷案を探したり
時には別の新しい着地点を探したりします。



一人ひとり生まれも育った環境が異なり、
一緒に過ごしてきた人や、
体験・経験も違う中で
完璧に同じ考えを持つ人なんてこの世に存在しません。

そして、未来なんて誰にもわからないので
「こうすべきだよ!」という「正解」も存在しません。

同じように「失敗」も存在しないと思っています。
ただ、自分の予想と異なる“結果”になっただけ。

これからも「私はこう思う。」を大切にしていきたいですし
同じような想いで前を向いてポジティブに
行動に移せる人たちが集まる環境にいたいなと思います。

先日の一時帰国を通じて、
そんな風に思ってもらえる人が
少しでも増えればいいなと感じたので私の想いを書いてみました。

日本で感じる「生きづらさ」が少しでも減りますように。



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