2022年へ向けて、声明文。


2022年から始動する演劇ユニット企画。
いまやろうとしている企画を客観的に見ると、遅れてやってきたような反抗期、反骨精神のかたまり。

でもね、自分の信念とか軸が歪むくらいならば私は一生反抗期と思われてもいいかなと思っている。
やりたいことをやれるのが小劇場なら、その遊び場を自由に使う。

ぶっちゃけ金はないし、今やろうとしていることを全て採用したら大赤字だと思う。
けど、妥協してやりたいことをやれない方が私はきっと後悔する。

だから常に走り続けたい。

演劇に対して…というよりは今の小劇場時代にとても反骨的だ。
でもそれがあるから私は常に前に進み続けることができるのだと思う。


私が届けたいのは『作品』であり、自分自身ではない。
なんのために板の上に立つのかを見失っちゃいけない。


自分と向き合って、作品と向き合って、相手と向き合って。
お客様と向き合って、ようやく完成する舞台というコンテンツが私はどうしようもなく愛おしい。
日本においてはサブ的なものだけれども、それらに本気で向かい合う人間がたくさんいる事実は隠せない。

そして、頼もしいメンバーが4人。
すでに私含めて計5人のメンバー。

今回、知人であっても、私からお声かけさせていただいた方以外は必ず直接お話ししてメンバーに加わっていただくと決めている。
このユニット企画で大事にしているのは、個として、表現者としての軸が存在しているか否か。
もしくは流されず己の信念を貫き通せる人間か。

ユニットという団体芸ではあるけれど、劇団という形を取らない一つの理由。

各々が、花開く形で表現をできるよう。
なるべく縛りを少なくしたい。

ただ今回、私の反骨精神のかたまりから始まるこの企画。
生温いもんでないことも事実ではあるので、それが大丈夫そうな人をオファーしている。
((心配性かってくらい確認もとってる))

あと、表現することをやめない人orやめられない人たち。

作品に対して真摯に向き合い、相手を想い自己も尊重できる俳優と
己が信念と作品、舞台という無謀な表現を愛しているスタッフ陣。

クソ真面目な人間たちが作り上げる演劇ユニット企画、見届けていただければ幸いです。

2022年1月3日 ユニット名、公式Twitter、イメージビジュアル解禁
2022年1月5日 公式メンバー公募開始



たにかわ夕嬉

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