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個人の【創造力】は生まれた時から決まっている?

先日、脳科学を教えておられる
大学教授とお話する機会をいただきました。
そこで聞いたのが

「クリエイティブな人というのは、行動を抑制するニューロンが弱い」

というお話。
わたしは続けて聞きました。

「それって、生まれ付きなんでしょうか?」

先生はおっしゃりました。

「生まれ付きですね」

ってことは…
やはり「生まれ付きの個性・資質」があると
脳科学的にも言える、ということ。

ミッショニングでも、
人として生まれて来た魂にはあらかじめ
9つの基本パターンがあると教わります。

参考過去記事:

そこでは【1】がクリエイター系
【3】がパフォーマンス系として、
9つあるパターン中の
2大アーティストの位置にあります。

アーティストとは、

自分の感性で微細な情報をキャッチし
それを基に自分らしく表現し、
それによって周囲が喜んでくれることを
自らの喜びとする人

です。
アンテナの感度がよく
想像力・創造力が豊か。

ちなみにカオちゃんは【32/5】
しっかり【3】を持っていますね。

わたしはと言えば【20/2】。
【3】のカケラもないですが(笑)
【0】というオマケみたいな数字持ちなので
「感じる力」は強い方のようです。

話がちょっと逸れましたが、つまり
「クリエイティブな人」というのは
生まれ付き決まってるんだ…

そう思うと、例えば
ロバが空を飛ぶ鳥を見て
憧れを持ちながらも

「あ~、自分には一生無理」

と思うようなもの、なのかもしれません。
ちょっと悲しいかも…

でも、そう思ったあなたにこそ
ぜひ読んで欲しいのが今日の記事です。


「感受性」は誰にでもある

まず、基礎の基礎として
色んな所でわたしも言っていますが

人はみんな、それぞれの形で、繊細である

これは事実だと思います。
言い換えれば、繊細でない人
「何も感じない人」というのは
ほぼ皆無だということです。

「無神経ね~」と陰口を叩かれるような
傍から見たら超鈍感な人であっても、
必ず「感受性」は持ち合わせている。
わたしはそう考えています。

ただ。

「共感力」つまり
「他の人がどう感じているか」を察知する能力
個人差があるのではないでしょうか。

それと同時に「表現力」
感じることを周囲に示す能力の高さにも
個人差があると思います。

これらの能力の高い、低いによって
仕事など社会的な場に出た時に
自分の感性を武器に出来る人と
そうではない人が出てくるのかな、と。


「抑制性ニューロン」のパワー

脳科学の先生がおっしゃったことを
わたしなりに咀嚼してみると、つまりは

・思ったことを即行動に移せる
・チャレンジが得意
・発想が自由でオリジナリティーがある

という人たちは
行動を抑制させる脳の神経系が弱い
ということ。

「弱い」と書くとネガティブっぽいですが
上で書いたようなことは全て
ポジティブと捉えられますね。

では反対に、抑制ニューロンが強いと
どんな「いいこと」があるかというと

・思慮深く準備が入念、ミスが少ない
・シュミレーションが得意
・リスク管理能力が高い

アイデアを実際に形にして行く
実務部隊では、こういう人たちが
非常に重要になって来ます。

人それぞれ、違った個性があり
各自がそれを活かし協力することで
新しい「モノ」が実現していく。

世界とは、そうやって
進化してきたのだと思います。


実務部隊の創造力は伸ばせない?

さて、もしあなたが生まれ付き
抑制ニューロンが強い「実務部隊」なら、
常に新しいものを生み出す
クリエーターにはなれないのでしょうか。

あなたはどう思いますか?

わたしは、全ての人が
クリエイティブにはなれると思っています。

一般的に思われる
「クリエーター系の仕事」
みたいな形ではないかもしれません。

しかし、どんな立場にある人でも
クリエイティビティ―(創造性・創造力)は
発揮して行ける、いえ
「発揮しなければいけない」と言いたいです。

では、どうしたら創造力が高められるのか。

「推論の技術」という本の
著者・羽田康弘さんは、創造力を

常識にとらわれない発想や工夫で、新しい「価値」を生み出し続ける力

と定義されておられます。

「創造力とは|「フツーの人」が創造力を養う5つの方法」より引用

羽田さんの鮮やかな説明は
ぜひブログや書籍でご覧いただければ、
と思うので、ここでは
ミッショニング的にこれを解説してみます。

まず、この「5つの方法」を
ミッショニング的に言い換えると
次のようになるかと思います。

①マインドセット:全ては「進化」のベクトルを持つ
②ポジション:己を知る
③多角的視点:固定観念に囚われていないか?
④能動的生き方:本気で「生きる」
⑤ご縁:人・環境に繋がる

長くなりましたので、続きは次回に。


追伸:
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