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自分に正直になるほどエネルギーは流れる。月見まる・島田カオルという表現者についての考察

カオちゃん(島田カオル)に刺激され、
ご自分も15分お絵描きチャレンジを始めた
行動派の月見まるちゃん!

そのまるちゃんが、これまでの
表に出してこなかった心の内を
ご自分の note で表現されました。

絵やお話は公開できても
言いたい事や個人的な考えについては
下書き保存のまま、公開できずにいた。

「あ~、やろうかな~」
「やった方がいいんだろうな~」
「やらないとな~」

と思いながら、なかなか踏み切れない。
そういうこと、ありますよね。

何かがブレーキになっている訳ですが、
もし、この「やろうかな~」が
何度も何度も、繰り返されるようなら
思い切ってやると、展開が起こります。

なぜならば

「やったら、実際どうなるか?」

という答えが、確実に、出るから。
答えが出れば、その次が見えてきます。

そして、ブレーキが「恐れ」だった場合
「やってみたら思ったより大丈夫だった」
という結果論がほとんどです。

考えてみれば当たり前のことで、
最初から明らかに無理でしょ、というなら
そもそも「やろうかな~」と
繰り返し思ったりしないと思うんですね。

それが何度も浮上してくる、ということは
つまり自分コンピュータの中で
「(なんか知らないけど)やる価値アリ」
と、すでに答えは出ているということ。

なので、もし迷っているなら
サッサとやった方が答えも早く出るので
その後の行動も早く決断できるし
結果、人生の展開スピードが上がる。

理屈としてはそうなります。
でも、やっぱり怖いですよね。

なので、行動を起こす人というのは
ほぼイコールで恐怖を乗り越え
前へ進みたい、進もうとしている人。
素晴らしいと思います。

そういう意味でも、まるちゃんは
本当に素晴らしいんですが、
今回の記事を読ませていただいて
思ったことがありました。

島田のカオちゃんのコメントとも
リンクしますが、
アーティストさんの表現というのは
常に「実験の場」かもしれない。

特にカオルさんの場合は
「仮説検証のための実験」ではなく
そもそも仮説を持たずに、身一つで
飛び込んだらどうなるか?
の実験。

わたしはこのカオルスタイルに
ほれ込んでしまっているのですが、
その魅力について
またひとつ分かったような気がします。


「知ってるつもり」95%「本当に知ってる」15%

組織心理学者のターシャ・ユーリッヒ氏は
95%の人が「自分を知っている」と言うが
実際に知っている人は15%、と言われています。

(参考:https://www.forbes.com/sites/jeffkauflin/2017/05/10/only-15-of-people-are-self-aware-heres-how-to-change/?sh=11f050272b8c

そして、自分をより正しく知るには
「内的自己認識」と「外的自己認識」の
二つが必要だ、と。

「内観」と「フィードバック」の
両方が必要だ、ということです。

わたしは常に「自分に正直になること」
そして「自己を表現すること」が
大切ですよ、と言っています。

自分と内的に、とことん
正直に向き合うことと並行して、
それを外部に出してみて
フィードバックをもらうこと。

この両方をやることで、結局
自分のアイデンティティが
確立されていくんじゃないかな、と。

(アイデンティティの話はこちらでしてます)

なので、今回のまるちゃんのように
思い切って自分を外に出してみることは、
アイデンティティ確立という観点から見ると
まさに大正解、ということになります。

カオちゃんの動画アップも同様。
「作ったものを見せよう」ではなく
自分をそのまま見せたらどうなるか
というのは、禊のようなものなのです。

自分で考えているだけだと、
主観に色付けされた「自分像」が
どうしても膨らんで行きがちです。

それを、外部に出すことで
太り過ぎた自分好みの演出部分を
適度に洗い流していく。
それが自己表現の価値でもあるかな、と。

そうやって、自分を
より「正しく」知って行くことで
エネルギーの流れる先も
「本当の自分」に集中していきます。

地面にまばらに落ちた雨粒が
少しずつ集まり、流れを作り
やがて大きな流れとなって
海へと向かっていく。

それと同じように、
あなたが受けているエネルギーが
「あなた」という本流に集まり流れることで
人生はますます楽しくなると思います。

着実にエネルギーが高まっている
月見まるちゃんの、これからの活躍が
とっても楽しみです。


追伸:
こんなテーマのさらなる「深堀り」を
フェイスブックグループでやっています。

「自己表現」「自立」「自活」「自由」の
「4つのJ」実現を目指している方、
さらに探求したいという方は
ぜひ、参加してみてくださいね。

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