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第10話:数字と森羅万象の法則

前回数字のお話をしましたが、わたしの好きな畑仕事を題材に、少し私流な魂パターンのイメージ解説をしてみたいと思います。

1~9の数字が一周期ということで、これを植物の一生になぞらえてみると、こんな感じになるんじゃないかと。

1:芽吹き
2:双葉が出る
3:本葉が出る
4:成長
5:つぼみが付く
6:開花
7:結実
8:完熟
9:種を落とす

【1】芽吹き・始まり
温度と湿度がそろった時、硬い殻を破って新芽が顔を出します。
その力強い打開力、突進力を持ちながら、実はまだか弱い繊細さを内面に持つのが1番。

【2】双葉が出る
芽吹きの後、パカッと開く双葉。
2はバランスを調整し、本葉が出た後は朽ちて行く「踏み台」の役目も担うように、2番は本質的に「成長のサポート」に貢献します。

【3】本葉が出る
種に蓄えられていた芽吹きのエネルギーもつき果て、いよいよ根を張って自力で伸びて行かなければならない時期。
そんな過渡期におずおずと出てくる本葉が、雨や太陽の光にも敏感なように、3番も豊かな感性で潤いと光を求めます。

【4】成長
サイクルの中で最も成長の早い時期。根も茎も、ぐんぐん伸びます。
4番は頭の回転が速く、一足飛びに結果に向かうスピード感があります。

【5】つぼみが付く
ここまでは「土台作り」でしたが、つぼみが付いた時点でいよいよ次世代の種を作る過程に入ります。
つぼみには多くのエネルギーが集中します。また、ここで適宜つぼみの間引きをする(エネルギーを集約させる)ことで、より大きな実が成るようになります。

【6】開花
植物の一生で最も華やかな時期とも言えますが、その目的は受粉を手伝ってくれる虫たちを引き付け、次世代を残すこと。
ビジュアルセンスが強く理想がぱっと見える6番の真価は、理想という旗を振りながら、多様性を尊重し協力し合って繁栄する道を提供する力です。

【7】結実
花は果実となり、人や鳥、動物たちの食を呈してくれます。
知性の高い7番ですが、アダムとイブが禁断の果実を食べ、知恵が付き過ぎて楽園追放に至ったのは、何やら示唆するところがあるような…

【8】完熟
実が熟することで糖分がピークに達し、発酵が始まります。
発酵を内包できるだけの器がある8番は、影響力を持ちながら、ゆったりと構える傾向が。

【9】種を落とす
芽生えから完熟までのサイクルを通ってきた最後、種を残して、朽ちて行きます。
自らの言動を通し周囲に何か大切なことを残すのが、9番の本質です。

いかがでしょうか。
自然・植物のサイクルに慣れ親しんでいる人には、魂パターンのイメージがつかみやすくなる視点ではないかと思います。

生命のサイクルが繰り返されながら、全体は、ゆっくりと展開していきます。
わたしたちの魂も、全体の中でそれぞれのお役目を持っていて、他との関係性の中で活かされているように思います。

第11話:「創出」の魂パターン

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