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榮猿丸先生の俳句No.7

雪晴や麵麭に載せ食ふ目玉焼

季語:雪晴《冬:天文》
すっきりとした雪晴れ。
雲一つない空と太陽にますます眩しい。
こんな朝は食パンに何を載せようかって卵しかなかった冷蔵庫。
でもそれが好都合。
雪晴れには目玉焼きだよって無条件に言われたような。
下五まで何を載せて食べたのかなと読む。
目玉焼きで視野はまた雪晴れに戻る。
シンプルなご馳走と雪晴れはとても良く合う。 出典:榮猿丸句集 点滅

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