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ブルガリアの家庭料理を食べるなら!ソフィアにある「MANASTIRSKA MAGERNITSA」に行ってきました!

ブルガリアがこれからじわじわと日本人にとって“ツウ”な観光地になるかも!?
ワタクシも大好きな『地球の歩き方』さんの女子旅向け『aruco』のInstagramでも、ついにブルガリアの投稿を発見しました!近いうちに「ブルガリア版」オンリーのガイドブックができるかもしれない……?!(勝手な予想ですが)

こちら投稿にもあるのだけれど、どうやらブルガリア料理はおいしいと巷でも耳にしまして……。そんなブルガリア料理が気になる!ってことで、ブルガリアの家庭料理が味わえる首都ソフィアのレストラン「MANASTIRSKA MAGERNITSA」に行きました!

ヘルシーな味わいの中にスパイスや調味料のアクセントあり。シンプルそうに見えて奥深い味わいにハマる!あとブルガリアのうつわかわいい……(笑)!

というわけで、以下その模様をお伝えします。

「MANASTIRSKA MAGERNITSA」が救いの神だった!?やっと見つけたブルガリア料理の巻

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ブルガリアの首都ソフィアに到着!早速家庭料理が食べられそうなお店を探すのだけれど……

え、ない!?

中心街をうろちょろしてもケバブ屋とピザ屋のオンパレード……!駅からまっすぐさらに歩き、時刻は18時頃。

「ブルガリアの人たちは外食でブルガリア料理は食べないんかなあ……?」

なんて思っていたら、薄明かりが見えたお店を発見!ついにレストランにたどり着きました!

その店の名は「MANASTIRSKA MAGERNITSA」。ソフィアの中心部より南東側、メトロのNDK駅とChurch of Sveti Sedmochislenitsi教会の間にひっそりと隠れているレストランです。

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ワタクシがつく頃には薄暗くなっちゃったけれど、テラス席とお庭が広い!

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店内はこんな感じ!ウッディな内装の造りやランプやテーブルなどインテリアも“昔ながら”な感じがあって雰囲気いい!お店の方も気さくだし、暖房やひざ掛けまであって“あたたかい”おもてなしも素敵。

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メニュー表をいただいたらこの分厚さ!「古い図鑑ですか!?」と言わんばかりの厚みと表紙。
「そんなにお腹空いてないしなー」なんてゆっくり読んで考えていたら、ホールスタッフの方がブルガリア料理の中でも“お気に入り”の小さめの料理があるらしく、お任せしました!

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数分後に現れた料理が、こちらのブルガリア伝統料理「カヴァルマ」(6レフ:約370円)。ざっくり説明すると、ブルガリア風トマト煮込み。豚肉or鶏肉をトマトとパプリカなどの野菜、チーズを一緒に煮込み、最後に卵を落として完成!な鍋料理です。

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ブルガリアを代表する「トロヤン陶器」のマーブル模様がとってもキュート!蓋を開けると白い湯気と共にふわっとスパイスやハーブの香りが漂います。

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スプーンでチーズとパプリカ、トマトをすくってパクリ!……う、うまい!!
ブルガリアの羊のチーズ“シレネ”が口に入れるとホロリと崩れやすく、酸味と塩味がクセになる味……!そこに唐辛子のピリッとした辛さがきて、最後に卵が全体をマイルドな味わいに整えていく感じ。鶏肉やパプリカの食感も柔らかく、シレネの塩味や旨味を吸ってて風味豊かです。

それにオレガノの爽やかな風味と酸味と甘みのバランスが良いトマト、塩味のあるフェタチーズは最強トリオ!食べれば食べるほどハマってくぞ……!?(笑)うまい!

という感じで、ごちそうさまでしたー!
今回ワタクシが食べたのは肉はほとんど入ってなくて、比較的前菜に近い「カヴァルマ」だったので、今度は違うお店や地域でも食べてみたい!
とは言え、お店の味付け自体が良かったので大満足!

地理的、歴史的にもトルコの影響を強く受け、羊などの肉料理やチーズなどの乳製品を使った料理が多いブルガリア料理。ブルガリアといえばのヨーグルトを使った料理もトライしたい!おいしかったなー!ご馳走さまでした!

同店のメニューは公式HPからも写真付きで確認できるので、参考にしてみてください!

「MANASTIRSKA MAGERNITSA」
住所:67 Khan Asparouh str., Sofía 1000 Bulgaria
営業時間:11:00~24:00
URL:「MANASTIRSKA MAGERNITSA」公式HP

※2019年12月の旅での情報です。