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青年海外協力隊② 合格から訓練所

コロナウイルスの影響で世間は大変なことになってますね。。。それでバタバタしていたということを言い訳に、3回目の投稿は今日になってしまいました。。。ということにしておきましょう(笑)これからも気の向くままに投稿していきます。

さて、今日は私が青年海外協力隊に合格してから何をしたかをお話しようと思います。これから派遣される人や、参加を考えている人の参考になれば幸いです。

バイト

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一番心配だったのは言葉です。私が派遣されたタンザニアでは、”英語で授業を行う”ということが全国的に進められているため、英語の勉強をしなくては!と、まず思いました。前回の記事にも書きましたが、当時の私のTOEICのスコアは350そこそこ。よくまぁ受かったなと思わんでもないですが、受かったからにはやらなければ!ということで、考え始めました。

”てっとり早く英語力を上げるには?”

やはり留学だろうと。もちろん、それまでに留学経験はおろか、海外旅行すら行ったことがありませんでした。(小学3年生のときに韓国に旅行に行きましたが、家族と一緒でしたし、もう記憶も曖昧です。)大学在学中に、留学を斡旋してくれるエージェント3社に相談しました。

①比較的安い  ②きれいな英語が身につく

これだけを重要視しました。最近流行りの東南アジア圏の留学は②の理由に当てはまらないとして考えませんでした(実際はわからないですが...)。結論として、ニュージーランド語学留学を決めました。

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”てっとり早く”を実現するためには、ホームステイは必須でした。でもやっぱり費用がかさむんですよね...。ってことで、大学卒業後はバイトを2つかけもちして、留学資金を貯めました。

期間については、10月から訓練所に入る必要があり、7月末に健康診断を受ける必要があったため、資金が貯まってからぎりぎりまでの5月末~7月末で2か月ちょい留学しました。

結果として、遊ぶお金も含めて全部で70万円ぐらい?だったと思います。アメリカだと100万こえるとか。。。長ければ長いほどお得感は増しますし、ワーキングホリデーにすればもっとお得です。ホームステイにしなければ、英語を話す機会は減りますが、安くはなります。

留学で身についたもの

ホームステイ先では、日本人・中国人・インドネシア人とホームメイトでした。日本人がいたのはかなり助かりました。その日本人の方はワーキングホリデーで来ていたので、家にはほぼいませんでしたが、使える英語表現や街のことをいろいろ教えてもらえました。

①外国人との接し方

外国人と接することがほぼ皆無だった生活から、外国人に囲まれた生活に。自然と外国人と接することに抵抗がなくなりました。

②非英語圏の人の英語のクセ

協力隊に一番つながった学びだったと思います。非英語圏の人の英語は、まぁ~わかりにくい!独特の言い回しや発音など、クセがすごい。簡単な表現を使うように心がけたり、聞き返したりする表現が自然に身につきました。あと、日本人ってカンペキな英語を目指す風潮があると思うんです。でも、非英語圏の人たちは”自分なり”の英語を臆せず話していく。良し悪しはあると思いますが、どんどん話すことで英語力のノビは全然違います。正しい英語は二の次。とにかく話すことが大切だということを非英語圏の人たちから学びました。

③世界とつながった感

同じ語学学校に通っていた友達とは、Facebookで今でもつながっています。アラブ圏の人たちって、宗教や国交の関係でめんどくさそうなイメージがあったのですが、友達のサウジアラビア人はとてもユニークで、むしろ可愛いw お祈りの時間があるぐらいで、あとは普通に接していました。南米の友達は逆にイメージ通りw 飲み会で一番ハッピーだし、サッカー好きだし、踊りまくってました。ドイツ人の子はきれいだったし、スイスの友達は落ち着いた感じ、スペイン人の人はおっさんでしたw 当たり前ですが、人それぞれ。そんな当たり前のことに気づいていなかった自分に気づきました。偏見って怖いですねぇ。

”留学はした方がいい”

これが結論です。人生は一回。その中でいろいろな国の人とつながることができる留学は、現地の理解や語学の上達だけでなく、高い費用以上に価値のある学びがつまっています。お金と時間が許すのであれば、ぜひ行った方がいいですね。

留学の結果、私の英語力はどうなったのか?

それは次回 ~訓練所編~ でお話したいと思います。


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