【気になる本リスト③】
こんにちは、Yukiです。
不定期企画の「読みたい・気になる本」第3弾です。前回の投稿が、僕の予想よりも好評でとても嬉しいです。ありがとうございます!
今回の記事も少しでも参考になれば幸いです。
①『すばらしきアカデミックワールド: オモシロ論文ではじめる心理学研究』
心理学といえば、かなり日常に溶け込んでいる学問です。一般向けの書籍も多数出版されています。ただし、心理学がどんな研究を行っているのか、という点はおそらく多くの人が知らないと思います。実際、僕も良く分かりません。加えて、研究というとなんだか小難しそう、と思いがちです。
けれど「そんなことないよ!」というのが本書です。本書では、心理学で実際に行われた研究を紹介しつつ、心理学本来の面白さや怪しい研究に騙されないための注意点が解説されます。
例えば、「ホラー映画マニアはパンデミックに対する耐性が強い」「スマホの会話を聞くのはふつうの会話を聞くより迷惑」などなど、日常に潜む話題が大真面目に研究されています。
②『宇宙が始まる前には何があったのか?』
「宇宙が始まる前はなにがあったんだろう?」と1度は考えたことがあるのではないでしょうか?僕は、中学生のころ思春期に入り、そういった人間の存在、さらにはこの世界の存在の原点について考えてばかりでした。
「今僕という存在はこの場にいる。それは宇宙が、地球があるからだ。でももしその地球がなかったら?宇宙がなかったら、ビックバンが起きなかったら、僕という存在は果たしてどうなっていたのだろう?何も存在しなかったのだろうか?」と考えてなんとも言えない恐怖を感じ、寝れなくなることがしばしば。。。
あれから数年が経ったいまなら。面と向かって向き合えそうです。
③『死ぬ瞬間-死とその過程について』
「死」というのは誰にでも訪れる究極の平等主義です。そして、それは次の瞬間かも知れない、明日かも知れない、はたまたその先かも知れない。いつ来るか分からないけれど、確実にやってくる。
誰も逃れることができないからこそ、「死」は人間にとって永遠のテーマです。本書は「死とその過程について」とあるように、死を迎えるまでの人間の心の動きを追い研究した書籍です。
本書は、「死」を考える上でかなりヒントが得られると思います。
④『〈叱る依存〉がとまらない』
「きつく叱られた経験がないと打たれ弱くなる」「理不尽を我慢することで忍耐強くなる」「叱られることで成長する」
こうした叱ることの良さを主張している人や本は多いです。その一方で、叱ることは悪いことだとする主張も同様に見受けられます。一体どっちの言い分が良いのだろうかと思ったことはないでしょうか。
本書の主張は至ってシンプルです。「叱ることの効果は限定的であり、罰的対応によって成長を促すことはできない」。
人間であれば叱ることからは逃げられないような気がするので、読んでおきたい一冊です。
⑤『ヘイト・スピーチとは何か』
SNSを見ていると、差別的な発言や誹謗中傷を平気で行う人をよく見かけます。「よくそんなことが言えるなぁ」と僕は不思議で仕方ありません。
僕の意見はひとまず置いておいて、ヘイト・スピーチという言葉も今では日常的に使われるようになりました。よく使われるのでなんとなくのイメージを持ちつつも、「ヘイト・スピーチって何?」と聞かれると答えられなかったりします。
言葉の意味を正確に理解するためにも、読みたい本です。
今後も、特定のジャンルだけでなく幅広い分野に目を向けて、本をご紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございます! 他の記事も読んでいただけたり、コメントしてくださると嬉しいです