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【ひとりごと】嵐へ

さて。いよいよ明日、活動休止してしまう嵐について私の今の思いを綴っておこうと思う。
少しお付き合いいただければ。

私が嵐にハマったのは、丁度嵐が10周年yearに入ったときだった。ドラマ「ザ・クイズショウ」を見てものの見事に翔さんの沼に落ちた私は、そこからCDを借り漁り、バラエティを録画し、嵐にもどっぷりハマることになった。中学2年生のときだった。
この中学2年生というのは、私にとっては中学3年間の中で一番つらい時期だった。好きな人とクラスが離れ、目の敵にされている相手と同じクラスになり、同じクラスになった友達は急に私を無視しだしたり、とりあえずつらくてつらくて仕方がないときだった。だから、この「嵐」という存在は私にとっての唯一の支えだった。…若干過言だったかもしれない。だが、あのとき私は嵐のおかげで本当に毎日が楽しくなった。それだけは胸を張って言える。今でも10周年の頃の映像が流れると胸がざわめく。中学生の頃の青春が蘇るような感覚に陥るのだ。

そのあと、高校でも私は嵐好きをきっかけに友達を増やすことになる。女子高に進学したため、男子の目がない分みんなジャニーズに対してオープンで、それはそれは嵐の話をよくした。一番よく覚えているのは、VS嵐のオープニングのときに翔さんの前髪があがってたら前髪掴んで下ろしに行きたいよねって言っていたこと。私も友達も翔さんの髪型は前髪あり派だったのだ。VS嵐の翔さんの前髪があがっていたら、毎回金曜日にそんなことを話すのだ。あれもまぎれもない青春だった。

そう。私にとって嵐は青春なのだ。

この10年間、私の生活の傍らには嵐がいた。毎週木曜日にはVS嵐を見て、土曜日には嵐にしやがれを見ていた。この10年、ずっと続いていたこの習慣が終わると思うと心にぽっかりと穴が開いたようになる。それぞれ相葉さんと翔さんが引き継いでくれるとはいえ、「VS嵐ー!!」「さぁ、はじまりました!嵐にしやがれー!!」のタイトルコールがなくなるのは悲しい。この2番組が終わりを迎えたとき、私は初めて嵐の活動休止を実感した。本当にいなくなってしまうのだと。

この活動休止については、寂しいという気持ちはあったけど、それよりはしょうがないねって気持ちの方が大きかった。15周年のハワイのコンサートのとき、私個人としては、大野さんはここでやりきってしまったのかなと感じる部分もあったし、なにより、この20年、もっと厳密に言えば、国民的アイドルと呼ばれるようになったこの10年、ずっと前線で走り続けてたんだからそりゃしんどいよねって。そりゃ休みたくなるよねって思っていた。だけど、この活動休止まであと1日という今、私は少しだけ、このまま続けててよって思ってしまっている。嵐5人が見れなくなるという現実が少し怖い。

明日を迎え、嵐がいないお正月を迎えたとき私はどうなっているんだろうと思う。想像がつかない。怖すぎる。怖すぎてもはや少し楽しみである。

私は全肯定的タイプのファンでもないし、親の考えもあってここ最近までファンクラブに入れなかったような所詮お茶の間ファンではあるが、やっぱり嵐が好きだ。こうやって思いを綴っているうちにちょっと涙目になるぐらいには嵐が好きなんだと、今改めて思った。
泣いても笑ってもあと1日。コンサートのチケットも買った。ちょっと回線が不安だけど、最後の最後まで見届けようと思う。

最後になったけど、嵐へ。本当にありがとう。あなたたち5人のおかげでこの10年、楽しいことがたくさん増えました。翔さん、また毎週番組を楽しみにしています。相葉さん、プレッシャーを感じず、VS魂を楽しい番組にしてください。ニノ、ドラマ楽しみにしてます。バラエティもときどき見ます。松潤、裏方もいいけどドラマの続編待ってます。新作もありです。そして、大野さん。ゆっくり休んでください。戻りたかったらいつでもお願いします。
本当に、本当にありがとうございました。

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