話題のコロナ病棟の実態

コロナ病棟で働いています。
最近はニュースでもよく取り上げられているけど、病院内でもまた一般の人たちにも現場の現場を知ってほしいと思い、書き記していこうと思います。

わたしは前述した記事にもあるけど、看護師として8割以上の経験をICUや救命センターで培っていました。

ICUは看護師配置2:1、患者2人につき看護師1人。救命センターは4:1です。

入る患者にはそれぞれの病院で多少差はありますけど、ICUは心臓血管外科の術後やECMOを要するような状態にある人、食道や膵臓の一部管理が複雑な外科術後が入ります。

救命センターは、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞など人工呼吸器やME機器と呼ばれる医療機器を必要とし管理が必要な患者が多く、病床回転も早いです。精神疾患を持ち合わせる人もよくいます。目が届くところでないと、観察が難しいので。

今多くの病院で、コロナ病棟を担っているのは救命センターだった場所かHCUと呼ばれる、ICUから一般病棟までのワンクッションとなる病棟です。HCUは術後の患者が多いですが、人工呼吸器の必要度は他2つに比べてやや下がる場所です。

わたしは、7月から新しい病院の救命センターて働きはじめましたが7月半ばから病棟内一部、陰圧個室や区切られた区間でコロナ患者を受けるようになり、8月からずっとコロナ病棟として稼働しています。

もちろんよくなる患者さんもいるけど、亡くなる方もいます。普通の肺炎やインフルエンザの方が死んでるとか、風邪と変わらないなどとたまに言っているのを見かけるけど、看護師として言わせてもらう、全然違う。

たしかに今致死率は日本は低い方だし、罹患して重症化するのもリスクファクターが見えてきています。ただ、前例もまだ少なく、経年経過なんて分からないことだらけ。

医療者にとってもそうだし、手探りの部分は大きいです。コロナに罹患した患者さんを通して思ったこと、気づきをここで書き記していきます。

諦めないでほしい、自粛もメリハリ持ってほしい。

患者さんたちが回復してよく言うのは、(この病気は怖い、苦しい)と口を揃えて言います。
回復というと、曖昧さがありますが、人工呼吸器を外せるかどうかのレベルくらいでよく聞きます。実際には筆談ですが。

また次更新します。毎日できればと思います。

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