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2022/05/13 暗号資産ニュース

SBI、暗号資産取引所のビットポイントを127億円で子会社化

株式の51%を取得し、連結子会社化する。取得額は、127億5000万円。ビットポイントジャパンの2022年3月期当期純利益は、57億8000万円。SBIは2020年に、ヤフー系の暗号資産交換業者TaoTaoを完全子会社化している。

ビットコイン続落:決断の時か【コラム】

「ビットコイン(BTC)は5日間にわたって続落し、価格は昨年7月以来の低水準に落ち込んだ。より広範な経済低迷の中、他の暗号資産(仮想通貨)も同様の状態だ。」

FIAT通貨とアルゴリズムによって連動するUSTが支えきれず暴落。改めてステーブルコインがどのようにして安定性を作ってきたのか、それは本当に稼働するものなのかを見定める良い機会になった。

少なくとも現時点では暗号資産は株式と連動して動き、ボラティリティが高いということで、これまで言われきたような金と似た属性としての「デジタル・ゴールド」とは言えないということははっきりしたと言えるだろう。

金価格、米国債価格が上昇しリスクを嫌う相場が完全に形成されている。株、債券をどの順番でひろうかよりも、暗号資産をどう評価してどうひろい、どう資産に組み入れるかのほうが遥かに難しいことは自明。

ただし、マーケットが壊れた今だからこそ、拾わないと行けない暗号資産はあるだろう。それは、現時点では少なくともトークンではなく、コイン。コインの中でも、より安定性の高いものをひろうのが基本線だろう。

米チェイナリシスが220億円調達、評価額1兆1000億円──下落相場も懸念なし

「ブロックチェーン分析会社の米チェイナリシス(Chainalysis)は12日、シリーズFのラウンドで、1億7000万ドル(約220億円)を調達したと発表した。評価額は86億ドル(約1兆1000億円)。同社は2021年6月、今回の半分の評価額で1億ドルを調達している。」

暗号資産の価値を担保するための、周辺セキュリティツールの需要は間違いなく高まっていく。いつものことだが、これらのインフラ企業の価値は、初期に非常に高く見積もられて、上位層のアプリケーションやプラットフォーマーが登場するとその価値は限定的になっていく。チェイナリシスは現時点ではスター銘柄だが、しばらくするとインフラ銘柄となり、淡々と企業価値を挙げていくというのがベストシナリオと思われる。バリュエーションがついているうちのセキュリティインフラにとどまらず色々な小型買収を株式交換で行ってインフラ企業としての地位をしっかり固めていくことが大事。

USTの回復に賭けるヘッジファンドArca、勝算はあるか?

「5億ドル(約650億円)の運用資産を誇る同社は10日、USTはいずれドルペッグを回復すると信じており、この状況は買いのチャンスを作り出すと文書に記した。」

ステーブルと思っていたコインがステーブルではなかった以上、見直しは必要なんじゃなかろうか。

アカツキが歩いて稼ぐ「STEPN」に出資、Web3特化ファンドを通じて

「東証プライム市場に上場するゲーム会社であるアカツキは2021年9月から、Web3特化ファンド「Emoote(エムート)」を運営。25億円規模の投資とグロース支援を手掛けている。シードを含むアーリーステージを対象に、20以上のプロジェクトに投資している。」

コインベースの決算から分かる3つの戦略:北米市場を読み解く

「ボラティリティの低さは、市場全体の取引ボリュームの減退につながり、コインベースの月間取引ユーザー(Monthly Transacting Users)数は1~3月期で920万人。昨年10~12月期の1140万人から減少。取引量は3090億ドル(約40.3兆円)で、前四半期の5470億ドルから大きく後退した。」

この局面を打開する手として、ステーキング、流動性担保、決済ツール強化を上げている。
やはりここも証券取引所とにていて、投信の定期買付、信用取引はじめ取引形態の多様化、決済の多様化という流れ。DeFi領域においては、過去数年で起きた事象をDEXが丁寧に追いかけるというトレンドは続きそう。そちらのほうが顧客も安心するしね。FXでのレバ勝負だけでは大きいマーケットは取れない。

NFT基盤の競争激化、ダッパーラボが950億円のファンド設立──Flowエコシステムの拡大目指す

「アメリカで大人気のNFTトレーディングカード「NBA Top Shot」の基盤として知られるブロックチェーン「Flow」を開発・展開しているダッパーラボ(Dapper Labs)は、Flowのエコシステムにプロジェクトや開発者を引きつけるために7億2500万ドル(約950億円)規模のファンドを立ち上げる。同社が10日、発表した。」

ファンドは、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)など、同ブロックチェーンのネイティブ暗号資産FLOWやDapper Labsの株式を保有する投資家が支援、とのこと。

Flowは、トランザクションのスピードと低コストが特長で、トラフィックのほとんどは、ダッパーラボが展開するNFTプラットフォーム(NBA Top Shot、NFL ALL DAY、UFC Strike)で占められている。

ステーブルコインの「JPYC」、発行額が10億円に──9カ月で10倍に拡大した理由

岡部代表:USDC発行を手掛けるサークル(Circle Internet Financial)は、デファクトスタンダードを作ろうとしている。銀行がカストディとなり、ステーブルコイン発行会社の資産を運用会社が運用する構図だ。機関投資家が入る潮流が顕著だ。」


テラ(LUNA)暴落の影響か、Venus Protocolで約18億円の損失

「Chainlinkの価格フィードは、DeFi(分散型金融)市場の実質的な業界標準となっている。多くのブロックチェーンとレイヤー2ネットワーク上で、Aave、Compound、dYdX、Synthetixnなど数百種類のDeFiアプリケーションに使用されている。22年5月13日時点に、Chainlinkの価格フィードを使用するアプリケーションのTVLの総額は約8兆円(643億ドル)に上る。」

テラ、24時間で2回目のブロックチェーン停止を実施と発表

ネイティブトークンのLUNAと安定コインのUSTが暴落している中、Terraは24時間で2回目のブロックチェーン停止を行ったという。

東部時間午後10時13分に投稿されたツイートで、Terraはそのブロックチェーンが "ブロック7607789で公式に停止した "と述べています。

"Terra Validatorsは、ネットワークを再構築する計画を考えるために、ネットワークを停止させました。さらなる更新はこれからだ」と続けた。

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