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「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」を観ました

映画鑑賞備忘録です。

2022年25本目は「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」。

WOWOWオリジナルドラマとして制作された作品の劇場公開版。本編の前日譚にあたる「訪問者」を同時上映。

「ノロイ」「オカルト」「カルト」など数々のカルト的ホラーでお馴染み、白石晃士監督の最新作。お得意のPoV手法によるフェイク・ドキュメンタリーホラーで、白石自身が演じる映画監督・黒石光司のもとに舞い込んできた不審なDMをきっかけに始まる正体不明の存在との攻防を描いています。

結論から言うと、白石作品ファンなら大満足間違いなしのセルフオマージュ・お約束てんこ盛りの超展開SFです。監督、どんだけ霊体ミミズ好きなんですか!と思わずツッコミたくなりますね。あまりにもCG過ぎる霊体ミミズが大暴れする序盤は監督とキャラが強すぎる面々によるシュールな逃亡劇。この時点でだいぶ香ばしく「さすが白石監督作品だな……」と思わされますが、イケメン霊能者・ナナシが登場する中盤からはさらにその臭いが強まります。カルト教団との超霊能力決戦に飛躍したかと思えば、やりたい放題のジェノサイド。最後にはド級のジャイアントスイングをお見舞いするかのようなパワープレイのオチです。素晴らしい。これぞ白石監督。

というわけで、完全に特定のお客様向けの作品なんですが、一生こういう映画を撮り続けてほしいなと切に願っています。PoVの映画、めちゃくちゃ酔うので正直しんどいのですが頑張って観に行きますので。

(2022年9月上旬に鑑賞)

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映画感想文

等身大リラックマをいつか購入したいです。