記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

「オフィサー・アンド・スパイ」を観ました

映画鑑賞備忘録です。

2022年18本目は「オフィサー・アンド・スパイ」。

19世紀に実際に起きた「ドレフュス事件」を題材にした史実もの。元の事件を知らなかったので、当時のフランス軍上層部によるユダヤ人差別とそれに伴う冤罪事件はエピソードとして興味深かったです。ただ、実話ベースの映画なので仕方がないですが、かなり淡々と話が進んでいきますし、映像に動きも多くないので何度か意識を失いかけました。仕事終わりのクタクタな状態で観たのが良くなかったですね。反省。

見せ場の裁判シーンはセットや観衆のヴィジュアルなどが作り込まれていてよくできた映像でした。ここも映画的には盛り上がりそうに見せかけてスーッと終わってしまうんですけどね……。「歴史を変えた逆転劇」とポスターに書かれているのに、肝心の逆転劇の部分は字幕で終わりなの!?とある意味驚きました。

腕の立つ弁護士を味方につけて、さぁこれからだというところでその弁護士が暗殺され、そのまま裁判も負けてと、むしろ権力が弱者を蹂躙する様を見せつけられたような気さえします。

この記事が参加している募集

等身大リラックマをいつか購入したいです。