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「アントラム 史上最も呪われた映画」を観ました

映画鑑賞備忘録です。

2020年3本目の映画鑑賞は「アントラム/史上最も呪われた映画」。

皆さんがこれを読んでいる頃、私はすでにこの世にはいないでしょう。

何故なら、観たら死ぬ映画を観たから。

というわけで、"観たら死ぬ"というあまりにもキャッチーなコピーがついた映画「アントラム 史上最も呪われた映画」です。こんなアホみたいなコピー付けられたら、そりゃ観ないわけにはいかないでしょう。

この映画は79年に撮影され、公開されたものの上映した映画館が不可解な火災に見舞われたり、観た観客が暴徒化して死者が出たりと様々な問題が起き、封印された作品なのですが、そんな呪われたフィルムがオークションに出回り、ついに40年の時を経て再公開に至ったというものです。

この恐ろしいエピソードの数々が、観る前から大変恐怖を煽ってくれますが……注目すべきは映画の区分(R15とかR18とか)を示す映倫が堂々の「G」であること!すべてのお客様にお楽しみいただける健全なエンターテイメントながら、観るものを死に至らしめるという……一体どんな恐怖が私を待ち構えているのでしょうか。

映画自体は10分程度のドキュメンタリーパート+呪われた映画本編+10分程度のドキュメンタリーという構成。冒頭は映画にまつわる死についてちゃちゃっと説明して、早々に本編見せますよとなります。この時に「死んでも責任取らないよ」みたいな警告文が出てきてカウントダウン始まったのが正直一番のワクワクポイントでしたね。

この映画、まぁ、言ってしまえばB級カルトなわけですが、私みたいなガバガバなホラー映画愛好家にはそこそこ楽しい1作でした。

肝心の本編自体は展開がダラダラしていて飽きちゃう人も少なくなさそうですが、思ったよりちゃんとした話運びで案外観れますし、思いのほか陰惨なオチが胸糞悪くて嫌な話だったな……という気分に浸れます。

もう劇場公開は終了してるところが多いですが、ディスク化したりNetflixとかで配信された際には、ぜひ友達と「死にたくないよ(>_<)」というピュアな気持ちで観て、観終わったあとご飯でも食べながら映画の内容にツッコミを入れまくって楽しんでください。  

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