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buying 10日目

おはようございます。
今日をもちまして出張の全工程を完了し、無事帰宅ました。

最終日は午前中はミラノで有名なセレクトショップを回って(僕はトレンドを見たくて、同僚は加えて買い物も)、その後以前日本で一緒に働いて今はミラノに戻って他のブランドで働いている元同僚とランチ。

せっかくなのでセレクトショップもご紹介。
一件目はAntonia。ウィメンズはいわゆるイタリアンセクシーを体現させるようなドレスやヒールなどがメインなのに対して、メンズはゴリゴリのストリートカジュアル。スニーカーはこっちでもNew Balanceが熱いみたい。
ここ数年の間にミラノに2店舗目がVia Sant'Andreaにオープンしたらしく、今回こちらにもお邪魔した。大きな中庭がある作りの建物に入っていて空間がとても贅沢でカフェも併設されている。純粋にミラノ中心部の喧騒を忘れてヨーロッパ独特の雰囲気を感じながらお茶したい方にもお勧め。

2軒目は、ミラノのセレクトショップといえばと言えるくらい代表的な10 corso como(ディエチ・コルソ・コモ)。
住所の名前がそのままお店の名前になってる辺りも茶目っ気があるけど、元々はイタリアンヴォーグの元編集長カルラ・ソッツァーニがセレクトショップとしてオープンさせたのが始まり。(実は妹のフランカさんも編集長を務めているファッショニスタ姉妹)
テイストは違うけど、東京ならDover Street Marketみたいな元々ファッションブランドに極めて近い人たちが始めたカルチャー発信も行うセレクトショップ。
1階にウィメンズ・メンズがあって、階段を踊って踊り場にはギャラリースペース、2階にはファッションやインテリア、建築に関する書籍やオブジェなどが扱うスペースと、さらに奥には大きなギャラリースペースがある。もちろん入るのは無料だから美術館巡りのつもりで立ち寄って鬱蒼と緑が繁るカフェでお茶するのもいい。
お店を出て右に進むと、新しい開発エリアがあって、その周辺は中世からほぼ変わっていないであろうミラノの街並みと全く異なる近未来的な雰囲気(緑が溢れることで有名な、セレブリティが住む一時期の六本木ヒルズみたいな高級マンションもあるよ)を楽しめるのでお時間があれば是非。
反対に、お店を出て左に降りて行くと、ちっちゃな凱旋門みたいなモニュメントがあってその左側に大きなEatallyがあるのでお土産を買うのにおすすめ。(とはいえこっちのちょっと高級なスーパーみたいなもんだから瓶詰めやワインなんかの包装に特別扱いはなく、割れない様にスーツケースでは洋服で包んで持ち帰りましょう。)

その後、以前日本で一緒に働いて今はミラノに戻って他のブランドで働いている元同僚とランチ。
この同僚が食べるのが大好きなので、押さえてくれるところは必ず美味しいんだけど、良かれと思って注文する量がいつも日本人平均の三割増くらいに。だから途中から体育会系の身体作りの為食い連みたいになるのがたまに傷…笑
まぁそれでもこちらならではの味の濃いトマトのブルスケッタからズッキーニフラワーのフリットにチコリのサラダ、メインはフロレンティーナという骨付き赤身ステーキを中はレアで塩とオリーブオイルを文字通りお腹いっぱいいただきました。栗のジェラートもブランデーをかけるなど最後までこちらならではな味わい方で楽しめました。(僕はお酒が飲めないからブランデーパスしたら不満がられたけど)

結局トランジットも未だかつてないほどスムーズにボーダーもパスできて荷物検査もなくそのまま搭乗口へ。
飛行機でもぐっすり寝れたとは言え成田に着いたら、ずっと20度に届くか届かないか位のミラノと比べて気温も湿度も高くてどっと疲れを感じる。

まぁ家に帰るまでが出張なのでなんとか乗り継いで無事に家に到着。
皆さんもリラックスした週末の夜を過ごしてくださいね。

僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い週末を。

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