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2022.5月 振り返り~マインドの変化~

今月はスキル習得のための勉強、という点では全く勉強できていない。副業での翻訳案件が忙しく、勉強どころではなかった。
そして、本業でも忙しくなると休日は休むことに時間を割いてしまうため、どうしても勉強、という気分にはなれなかった。

ただ、SHElikesでのイベント参加、アーカイブでのイベント視聴を通して、この1ヶ月でだいぶ自分のマインドが変化していると感じる。

今月はそんな自分のマインドの変化を中心に振り返ってみる。

副業の仕事も淡々と

そもそも副業を始めたのは、将来的にフリーランスとして独立して、自分に合った働き方で仕事の分量やスケジュール、収入をコントロールしたいと思ったからその足掛かりとして始めた。そのため、副業も自分でコントロールできるはずのもの、という思い込みがあったのかもしれない。

しかし、仕事をいただく限りはその先にお客様がいるわけで、自分の都合だけでコントロールできない場合もある。
そんな当たり前のことに改めて気づき、自分のペースでできる副業だとしても、あくまで仕事として本業と同様に相手の要望に応えることをただただ淡々と進めた方がコトがうまく進む、ということに気づいた。

単価の問題だけじゃない

定期的に案件をいただく、今の私にとってのレギュラーのお仕事になる会社の担当者さんに対して、度重なるタイトなスケジュールの納期にとうとう嫌気がさしてしまい、「もう辞めたいです」と申し出た。

この会社との契約が終わっても、こんな気持ちのまま仕事を続けるより、もっと相性の良い会社を探したほうが精神衛生上ベストだと考えたから。

しかし、「単価の問題であれば単価を上げる」と単価アップの打診をされ、食い下がられた。

単価アップの打診は納期スケジュールや今まで1年以上の継続受注をしてきた経緯からも私からいずれ打診をするつもりでいたが、思わぬところで単価アップのチャンスが来た。でも、私が問題に感じているのは単価だけじゃない。単価が上がったとしても、フルタイムで本業の仕事をしている今の状況ではこのプロジェクトの納期スケジュールを毎回こなすのは気が滅入るのだ。

単価もそうだが、そもそもスケジュール的に今の私の状況ではきついのだと説明をしても、理解いただけたのか、いないのか。。正直、当たり前のように夜中に案件の打診をされることも相手へのリスペクトが感じられない、と本音の部分もさらけ出してみた。しかし、私の協力(仕事)はいつも助かっている、これからも一緒にやっていきたい、という言葉をかけられ、結局こちら側が折れた形となった。

違う角度からみれば、フリーでこれだけほぼ毎日仕事をいただけるのはそれだけ頼られていることで、認められているということでもある。単価を上げるとまで言ってもらえて。

ただ、そのときの私には本業での忙しさもあり、気持ちに余裕もなく、「なんでこんなにひとりに押し付けるんだろう。」「こちらの事情は無視なのか。」と、とてもネガティブな感情しか湧かなかった。

そんなやりとりを翻訳会社としていたが、数日後には私のネガティブな気持ちも落ち着き、現在も引き続き案件を受けている。
今までと同じような納期スケジュールで仕事がきたとしても、単価は上がったし、少なくとも私の希望や状況も改めて伝えているから、納期の交渉も含めて前よりはやりやすくなっている。

担当者さんもクライアントさんとのやり取りで大変だろうし、担当者さんをヘルプする気持ちでやってあげようか、とさえ思えるようになった。

もしこの会社から、今後仕事がなくなったとしても、今までの経験をもとにまた新たに良い条件の会社を開拓すればよいことで、引き続きこの会社から仕事の打診が来たとしても必要に応じて納期交渉したり、単価交渉したり、淡々と取り組むことにした。

今回の反省点として、フリーでやっているがゆえに自分の気持ち、事情が先行してしまったことはあるけれど、あくまで仕事として淡々とこなしていればそこまで心に影響もないとわかった。

新たなマインドセット

副業では案件をこなす日々だが、SHElikesでの講座受講は進んでいない。

SHElikesでは講座を受講するだけでなく、定期的に会社の経営者や本の著者など著名な方々が登壇してくださるイベントや、理想のキャリア、働き方を実現された先輩方のお話などが聞けるイベントも開催されている。

イベントのテーマは仕事への向き合い方から理想のキャリアの見つけ方、転職や独立、女性特有のキャリアの悩みなどなど、どれも興味をそそられる内容ばかりで、気になるテーマはできるだけ時間を見つけて参加、動画視聴をしている。

今月はそんなSHElikesのイベント参加やアーカイブ視聴をすることが多く、主に自分のマインドの変化につながったことが多かった。

どんな言動も肯定的意図がある

リアルタイムで参加した、もしくはアーカイブ視聴したイベントで特に印象に残っているのが以下の3つ。

・ミーニングノート(Meaning Note)
・健か(したたか)マインド
・心理的安全性と心理的柔軟性

ミーニングノート(Meaning Note)とは、毎日の起きた出来事に対して、学びや気づき、可能性などの意味付けを自分なりに行っていくこと。それを毎日ノートに記録していくこと。どんな出来事も意味付けをすることで「チャンス」と捉えることができることを知った。

「チャンス = 心が動いたこと」という考え方のもと、日々自分のチャンスを書き留めるようになった。

健か(したたか)マインドとは、「どんな言動も自分にとって肯定的な意図がある」という考えを持つこと。今の自分の積み重ねが未来の自分の幸せを作っている、ということに気づかされた。未来の自分が幸せになるために、今の自分に必要なことは何か、という視点で日々生活をしていると、ネガティブな出来事でさえも「未来の自分が幸せになるために必要なこと」、もしくは「未来の自分が幸せになるためにはどうしたらいいか」を考えるきっかけになること、と捉えるようになった。

心理的安全性とは、自分の意見や気持ちを安心して述べることができる環境のこと。仕事をする上で苦しいと感じる一番の理由が、この「心理的安全性」を職場で感じていないからだ、と気づいた。

また、相手の気持ちはコントロールできないし、自分の気持ちもコントロールできるものではない。そこに悩むのではなく、相手にとって「役に立つこと」をする。感情にとらわれ過ぎずに、目的に向かって今やるべき自分の行動にフォーカスする、という「心理的柔軟性」を持つことで、必要以上に落ち込まず、物事を円滑に進めることができることを知った。

今の自分の行動が未来の自分を作っていることにつながるのだから、コントロールできない部分に一喜一憂するのではなく、どんな状況でも未来に役に立つ行動をすることに意識を向けることが大事。

ミーニングノートでも、健か(したたか)マインドでも、心理的柔軟性でも共通しているのが、今の行動が未来につながっていること

健か(したたか)マインドを教えていただいたコーチの方の言葉で
「すべての言動、行動は肯定的意図がある」という言葉を教えていただいた。

自分が置かれている状況や自分の感情、気持ち、行動、自分に起きているすべての言動、行動はポジティブなことはもちろん、一見ネガティブなことでさえも、すべて自分にとって何かしらの肯定的な(ポジティブな)意味があるということ。

これを学べたことがこの1ヶ月、とても大きい。

上記で述べた翻訳のお仕事での自分のネガティブな感情も、見方を変えれば翻訳者としてのチャンスであり、仕事をする上での気持ちの持ち方に気づけた良い出来事だった。

未来の私がHappyになるために

翻訳の仕事をしているのも、SHElikesで学んでいるのも、より自分らしく、心地よく、自分の人生の舵をとりたいから。楽しいことや好きなことにもっとエネルギーを注げられる環境にいたいから。

だから、一瞬の感情に惑わされることなく、自分の目指したい理想の生き方に近づくための行動をとっていきたい。どんな出来事、感情もすべて、自分が幸せになるために必要な意味のある、価値あるチャンスなんだということを知れたのはとてもよかった。

そんな思考に転換していたら、いつの間にか以前より落ち込むことが減った気がする。必要以上にネガティブに考えることがなくなった。

今月もまた、SHElikesのコーチングを受けてきた。
上記のような自分のマインドが変化してきたことを話したら、「自分を大事にしてますね」と言ってもらえた。

あ、そうか。ひとつひとつ自分の心の動きや行動に向き合っていることが結果、「自分を大事に」していることなんだ。自分を大事にすることが自分を幸せにしてあげることなんだろうな。

今月は本当にマインドやメンタルの部分でいろんな気づきがあった。
この感覚を忘れずに継続していきたい。


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