無生物主語を使いこなそう!【ネイティブ添削】
新しい年が明けて、もうすぐ1ヶ月。
今年の目標に向かって気持ちを新たに過ごしていますが、テレビをつけると、新聞を広げると、どうしても暗いニュースが目に入ってきてしまいます。
特に、今年初めに発生した地震や飛行機事故に関するニュースは気になって思わず見てしまいます。日が経つごとに徐々に被害が明らかになっていくのを見るのはほんとに辛いです。
それでもいつもの日常も少しずつ戻ってきています。
これらのニュースをみて日々感じていることを英語で書いてみました。ネイティブ講師にも添削してもらいます。
当たり前の暮らしを大切に
録音内容
<使いこなしたいフレーズ>
take it for granted that~:
(that以下のことを)当然だと思う、当たり前だと思う
日本語では「当たり前」という言葉をよく使うけど、そういえば英語で何と言うのだろうと調べてみました。文脈によっていろんな言い方はあると思いますが、"take it for granted that" で日本語で言う「当たり前に思う」を表現できるようです。
なかなか使い慣れない表現ですが、覚えて使いこなしたいフレーズです。
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
無生物主語で英文をすっきりナチュラルに!
ネイティブ講師からのフィードバックで、take it for granted that の使い方について褒められました!ナチュラルに使えていたようでよかったです。これを機にいろんな場面で使いこなしていきたいですね!
そして、修正点としてコメントをもらったのは最初の文章でした。
We start in 2024 with sad news.
⇩
2024 started with sad news.
主語が「We(私たち)」から「2024年」に訂正されています。こちらの方が自然な言い方なのですね。
これは、確か、英語特有の「無生物主語」を使った表現。
例えば、
Hot coffee makes me feel relaxed.
「ホットコーヒーでリラックスできます(ホットコーヒーが私をリラックスさせてくれる)」
The heavy rain caused the traffic jam.
「大雨だったので渋滞していました(大雨が渋滞を引き起こしました)」
日本語では人物や生き物が主語になることが多いですが、英語では生き物以外も主語になります。しかも英語ではこの方法はよく使われます。無生物主語を使うと、よりネイティブらしい表現に近づけるかもしれません。
英語が無生物主語を好む理由は、人物を主語にする場合よりも「客観的な事実」を述べることができるためだそうです。
日本語に沿って人物を主語にして英語にすると、人物の主観や感情が含まれて、ときにまわりくどい言い方になってしまうようです。
上記の例だと、「ホットコーヒーでリラックスできます」と言いたい時、「私」を主語にして
If I drink a hot coffee, I feel relaxed. と言うよりも
Hot coffee makes me feel relaxed. と言った方がすっきりまとめられます。
今回の添削でも、
We started in 2024 with sad news. と言うよりも
2024 started with sad news. と言った方が客観的事実として、すっきり伝えられるということですね。
日本語的な英文よりも、より英語らしい英文に近づけるように、無生物主語をもっといろんな場面で使ってみたいと思います。
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