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ひかない微熱

4月20日から微熱が続いている。37.5℃を越える日もあるし、越えない日もある。最近は37.5℃を越えない日の方が珍しくなってきた。

朝には少し下がるのだが、夕方になれば37.5℃くらいまで上がっている。

付随する症状は特にない。微熱が続いていて、時折お腹を下したりするくらいだ。

37.5℃の熱があっても、身体はそれに慣れ始めているのか、熱っぽい感じはしなくなってきた。

発熱して4日が経った頃、帰国者でも接触者でもないけど、あのダイヤルに電話をかけて、症状を伝えた。「大したことないですね」と言わんばかりの対応だった。「医療機関を受診してもいいですよ」と言われて、医療機関を探すも、どこも初診の発熱者なんて受け入れてくれなかった。

疲弊した。どこまで電話をかけ続ければ、診察してくれる医療機関に当たるのだろう、と。1件、診察自体は断られたけど、親身になってくれる先生がいて、随分救われた。

保健所にも電話をかけた。新型コロナウイルスの検査をしてほしかった。こちらの対応もひどいものだった。車がないと言っているのに車がなければ行けない場所を案内されそうになって、もう私は疲労困憊もいいところだった。

そんなこんなで検査はなかなかできずに数日が経った。その間も、微熱が続き、朝下がっては夜上がるを繰り返していた。

だるさとかそういうのは最初はあったけど、4月末には消えていた。ただ微熱が続いていた。

部屋の外ではマスクをつけ、同居人とは食事も別で、キッチンなど共用部には極力触れずに過ごしている。元々同居人とはそんなに仲良くなかったので、話す機会が減って喧嘩がゼロになったのはいいことだ。話すのは熱のことだけだ。

何とか検査ができて、結果も出た。陰性だった。何だコロナウイルスじゃないんだ、とちょっと安心した。ところが、同居人はこれだけ熱がひかないのなら検査の精度が低くてコロナウイルスを検出できていないか、別の病気かだ、と主張した。

別の病気。実は発熱が4日続いた段階で調べているのだ。「微熱 続く」で検索した結果、発熱だけで他に症状のないこれは、ストレスからくるものである可能性が高い、と私は結論している。友人にも、ストレスではないか、と言われている。

でも、原因がわからない。

考えつくのは職場環境の変化、同居人との関係、そしてコロナウイルスに関する昨今の情勢くらいのものだ。職場環境は4月に変わっているので、まあわからなくもないのだけど、そうだとしたら週末くらい熱がひいてもいいのに、そんなことはない。同居人との関係が嫌なら、熱を出さずに職場に行った方がお得に決まっている。

となると……、やはりコロナウイルスに関する先行きの見えなさだろうか。

いや、早合点はよくない。連休明けも熱が下がらなければ、通っている心療内科に電話をかけよう。

原因不明の発熱で、泥のように眠るか、noteを更新するか、といった生活リズムになっているので、それも直さねば、と時間割を作った。スケジューリング、大事。

引越を予定しているので、部屋の片付けをするよい機会だと思うことにしよう。

発熱してから約15日目の覚え書きでした。

執筆のための資料代にさせていただきます。