田中有加莉

考えるために見えないものを具現化し、それを手がかりに対話を望む作品をつくっています。 …

田中有加莉

考えるために見えないものを具現化し、それを手がかりに対話を望む作品をつくっています。 https://yukaritanaka921.wixsite.com/home

最近の記事

<あなたとダンス>

先日、「記録から表現をつくる2023」展(2024年2月9日~3月9日)が無事終了しました。ありがとうございました。 田中は、<母とダンス>という作品を展示しました。 作品そばに置いたノート<あなたとダンス>に書き込みをして下さった方への返答を、ここに記したいと思います。 見て下さった方とダンスを展開できることをうれしく思います。 ● 「3世代の災禍との距離」について書いて下さった方へ ありがとうございます! (災禍に限らず)自分の間合いをとろうとする部分については

    • 「生き延びるための手段について尋ねる」作品コンセプト

       わたしにとって作品を作ることは大切で、大切だということは分かっているのだけれど、なぜそれが大切で、どう自分に作用しているのかをうまく説明できない。  現実逃避の手段なのかもしれない、と思うけれど、そんな味気ないものではない、と思いたい気持ちもある。  友人にそういう話をしたら、あなたにとって作品をつくるという行為は「生き延びるための手段」なのではないか、と言われた。(ちなみに彼女にとってのそれは、本を読むことなのだそうだ。)  映画を観るとか、写真を撮るとか、編みものを

    <あなたとダンス>