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<あなたとダンス>

先日、記録から表現をつくる2023」展(2024年2月9日~3月9日)が無事終了しました。ありがとうございました。

田中は、<母とダンス>という作品を展示しました。

作品そばに置いたノート<あなたとダンス>に書き込みをして下さった方への返答を、ここに記したいと思います。

見て下さった方とダンスを展開できることをうれしく思います。




● 「3世代の災禍との距離」について書いて下さった方へ

ありがとうございます!
(災禍に限らず)自分の間合いをとろうとする部分については自覚的であり続けたいと思います。

● 母へ

横浜と川崎、ぜひご一緒させてください!


● 「親へのインタビューをしている」と書いて下さった方へ

ご両親へのインタビューからの表現を発表される折にはぜひ教えてほしいです!
親の話の印象的だった部分を聞き合うのも面白そう!


● 「横浜の土木」について書いて下さった方へ

新子安の地形を調べ、会期中に作品を追加することができました。
ありがとうございました。
横浜を土木の視点から歩くのも楽しそうですね!
母によれば、昔は擁壁の整備がなかったり簡素なものであったりしたために、土砂が崩れて通行できないことがあったみたいです。色々ご苦労があったのかも。


● 「母と私の押し問答」が好きと書いて下さった方へ

人と人の対話における関係性を目視できる物体として、自分でも形にできてうれしかった作品です!


● 「ダンスって1人で〜」と書いて下さった方へ

相手が人だと、自分の応答にまた返答がもらえるのがいいですよね。
受け取って返すことをダンスと捉えると、日常のあらゆる行為がダンスのように思えてきました!


● 「柳のように」という言葉を書いて下さった方へ

柳のようにゆらゆらと一緒に揺れてみるっていいですね。すべてを受け止める必要はなくて、受け流す所作も大切で必要だなと思います。
わたしの場合は、自然とこぼれ落ちてしまったものが結構あった気がします。


● アロエクリームのお話を書いて下さった方へ

たくさんのアロエクリームの風景と、そのうちのひとつを1年かけて使い切った行為が味わい深く、尊く感じられました。
ロングセラーの化粧品だからこそ、家族にまつわる静かなストーリーが他にもあるのかもしれないと思いました。


● 母とのダンスの時間を「宝物になるはず」と書いて下さった方へ

母に話を聞く中で初耳の情報がたくさん出てきました。(当たり前かもしれませんが、)尋ねなければ知ることのできないことがあるのだと思いました。
この展示の締切がなかったら、聞くことができなかったと思います。



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