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【9/17文字起こし】洗練された話し方・伝え方

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi".
Please use it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニングとお知らせ

おはようございます高山ゆかりです。
この番組では、話し方講師であり司会者、ナレーターの私 高山ゆかりが
ビジネスシーンに役立つ話し方や伝え方のヒントをお届けしています。
時にはおすすめの本を紹介したり
最近気になることや考えていることを話したりもする番組です。

9月17日火曜日です。
三連休が明けましたが、皆さん、この土、日、月と
3日間どのように過ごしたでしょうか。
私はイベントMCのお仕事があったり、
又、久しぶりに会いたい人に会うことができたりと
言葉通り充実した3日間でした。
今週も楽しみな予定が待ってくれています。
自分にとっても、そしてこの番組を聞いてくださっている皆さんにとっても
良い1週間となりますように!

そして今日、この番組は話し方のハナシをお届けします。
テーマは、洗練された話し方・伝え方です。
「洗練」という言葉。洗うに練ると書いて洗練ですが
どういった意味があるかというと
例えば「何かを磨き上げてより垢抜けた優れたものにすること」ですとか
あとは「詩歌(詩と歌と書いて詩歌)、文章の表現を推敲して
より良いものにすること」
又は「人柄や趣味などを垢抜けた優雅で高尚なものにすること」
こういった意味が、辞書で調べると出てきます。
では、洗練された話し方や伝え方とはどのようなものか
そしてそれを手に入れるために何を心がけると良いのかについて
今日はお話ししていきます。
今日の内容はnoteに文字起こしを載せていますので
内容の復習、話し方のトレーニングにご活用ください!

本題とエンディング

それでは本題のスタートです。
今回は洗練された話し方、伝え方というテーマです。

オープニングでも少し紹介しましたが
「洗練」という言葉の意味を辞書で改めて調べてみると
「磨き上げてより垢抜けた優れたものにすること」
といった意味が出てきます。
その他にもいくつかあるんですけれども、この意味を汲み取ると
洗練された話し方・伝え方というのは
話す内容を磨き上げてより垢抜けた…ですとか
より優れたもの…優れたというか
「より良いものにしていくこと」
と捉えることができます。

では、話すこと…話し方・伝え方がより磨き上げることによって
より良くなっていくというのはどういう状態か。
自分の話す内容をしっかり考えて、話し方の練習をして
改良し続けている、磨き続けている人の
話し方・伝え方はどうなっているかというと
一つは、余計なものがそぎ落とされています。
言い換えるならば「短い時間でコンパクトに伝えている」
と言うこともできます。

皆さんもご自身の話す内容を考えるときに
この表現はなくても伝わるかなとか
この文章少し長いから短くしてみよう
もっとこの内容を短く一言で端的に伝えることはできないかなとか
いろいろ考えたことがあるかと思います。

そしてそれによって本当に伝えたい言葉が引き立つ
本当に伝えたい言葉が目立つ。
そういった経験をしたことがある方もいらっしゃるでしょう。

洗練された話し方、伝え方とは
不要な言葉をそぎ落とすことで話が冗長にならないこと
すっきりと伝えることです。

なので、もしもっともっと洗練された伝え方・話し方を
手に入れたいと思ったら
まずはご自身が話す内容だったり
ご自身の話し方の表現と向き合って
どうすればもっと良くなるか、
そしてどうすればもっと短く伝えられるかを
考えて考えて考えて、磨いて磨いて、それを実践していくといいです。

そしてここからは、
具体的に何をすればいいのかというのを一つ紹介します。
最初の一言を端的にする。これ、おすすめです。

特にビジネスシーンにおいて、結論から話しましょうとか
最初に何の話をするか伝えましょう、と言われることがよくありますよね。
結論から話す。最初に話のテーマを伝える。
つまりこの時間に自分は何を言いたいのか、何が自分の意見なのか、
又、この話の着地点はどこなのか…
カーナビでいう目的地のようなものを先に伝えることは
物事を相手にとって分かりやすく端的に話す上でもやると良いことです。

ただ結論から話すというのは、
その結論にいろいろな情報を詰め込んでしまうことがあります。

これはどういうことかというと…具体例を挙げていきます。
例えば、今日の配信のタイトルは「洗練された話し方・伝え方」ですが
このようなタイトルだったら皆さんどんな印象を受けるでしょうか。

今日のテーマは
「洗練された話し方や伝え方を手に入れて、
それをビジネスシーンで役立てるために、
私たちは普段から何をすると良いのかを考えてみましょう」

…いかがですか?あの、分かりにくいわけではないかと思うんですが
少し長いですよね。

でも、「今日のテーマは洗練された話し方・伝え方です」
だったらいかがでしょうか。
これでも、じゅうぶん、きょう何を話すかが伝わるはずです。

もし先ほどの例に挙げた
ビジネスシーンで洗練された話し方を役立てるために
普段から何をすると良いのか考える…という部分を
冒頭に盛り込みたいと思ったら、まず短く結論やテーマを言って
その次に補足説明をするように、先ほどの文言を入れていくといいです。
このようなイメージです。

今日のテーマは洗練された話し方、伝え方です。
そのスキルを身につけて、ビジネスシーンで役立てるために
普段から何をすると良いのかをお話ししていきます。

いかがでしょうか。
このように最初の一言、まず初めに言うこの一言を、
できる限りすっきりと端的にする。
これだけでも洗練されている感じが出てきます

その他にも、洗練された話し方や伝え方のために
できることはいろいろとありますが、
大切なことは、結果どうなったかと同時に過程の部分です。

自分の言葉をより良いものに、より伝わるものにするために
どのような言葉で伝えたらいいか。
無くても伝わる言葉を盛り込んでしまっていないか。
そういったことを、考えて考えて考え抜く。
磨いて磨いて磨いて、そして本番を迎えるということです。

この、考える、磨くという過程があるから
話し方・伝え方がより洗練されたものになっていく
んだと思います。
今回は洗練された話し方・伝え方というテーマでお届けしました。

今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
もし今回の内容、良かったよと思っていただけたら
Voicyをお聞きの方は、いいね!、Podcast、Amazon Music、
Spotify、Youtube Musicを聞いてくださっている方は
専用のメッセージフォームから感想を送っていただけると嬉しいです。
それでは今日はこれで終わります。
お相手は高山ゆかりでした。また明日!


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