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1つのストーリー、100通りの表現。人間にしかできない技に触れる写真展

クリエイター集団gekichap(ゲキチャプ)が主催する
『うたう!役者100人展!!』
京都の同時代ギャラリーで、5日まで行われています。

100人の役者さんが、1つの同じ台本を演じるようすをおさめた写真展。

台本が会場内に公開されているのですが
それを読みながら写真を観ていくと
役者さんお1人おひとりが醸し出す世界観が見事なまでに違って、
同じ内容なのに、こんなに色々な表現があるなんて!
と感銘を受けました。

役者さんの写真にはQRコードもついてます。
スマホからアクセスすると、それぞれの方が演技する動画が。

この動画もまた、同じ台本のはずなのに、
お1人おひとりが違う世界を醸し出していて面白い!

人の数だけ解釈があり表現がある。
AIには決してできないことですし、
何より表現のプロフェッショナルが見せる技は、本当にすごいです。

動画を見ると、
役者さんの迫真の演技を捉えるフォトグラファーさんの姿も映っていて
それもまたかっこよかった!

会場出口のあたりに、この写真展のタイトルの由来が書かれています。

由来を知るまでは
「うたう!役者100人展!!」の「うたう」ってどういうことだろう?
役者さんだけど歌っているのかな?
でも写真だから、歌っていたとしても歌声は聞こえないし、
となると歌っている姿を映した写真展?
いや、そうだとしても、歌っているように見える写真は…どこだ?
なんて思っていたのですが、

由来を読んで、めちゃくちゃ納得!
なるほど、「うたう」には、そういう意味が込められているのかと。

どんな意味かは、会場で写真を堪能し、役者さんの動画で見て、
そして最後 出口で知る!という流れがおすすめ😊
最後に種明かししてもらえる感じが、個人的に良かったです!

「役者100人展」を主宰するクリエイター集団gekichap(ゲキチャプ)の
メンバーでもいらっしゃる、俳優の伊藤陽佑さん。
初日に京都にいらしていて、お目にかかることができました!

2021年に渋谷で行われた「はじまりの、役者100人展」以来、
またお会いできて光栄でした!


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