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34歳、いつかでっけえばーさんになりたい

34歳になりました。
たくさんの方々が誕生日のメッセージをくださり、ありがたく感じています。実は近年、誕生日のメッセージをわざわざ人に送る、という機会が減っていました。誰に送って誰に送ってない、と気にするのがしんどくて特別意識してメッセージを送ることはしないようになっていたのですが、改めてこうやってメッセージをいただけるとお祝いの言葉というのはとても嬉しいものですね。私も無理のない範囲できちんとお祝いの気持ちは言葉にしなくては、と感じる一日にもなりました。

34歳。34歳かあ、と思います。あまり自覚がないというか、歳をとったなあとも大人になったなあとも思わないし、かといってまだまだ若いぜ!とも思わない。20代の頃より自分の現実が見えているし、同時に可能性も見えている、不思議な年齢です。どうにもならないことはどうにもならないけど、これからの頑張りでどうにかなることはいくらでもどうにかなるなあと感じています。
とはいえ20代の頃より顔が弛んだり、疲れやすくなったりはしています笑
だからこそ、この先が楽しみでもあります。きちんと年齢を重ねながらも魅力的な人であれるかどうか……若い頃は当たり前ですがみなそれぞれにフレッシュな部分を持っていて、生命力に溢れていて、若いというだけで魅力的です。チヤホヤされて当たり前。
でも年を重ねてからの魅力って、その人が積み上げてきた、その人独自のもの。そろそろそこで勝負しないといけない時期に差し掛かってきてるんだよなあと思うのです。

底の割れないばあさんになりたい、とそんな風に思います。そんな簡単にはいかんとわかっていますが。今の私は指先で底が割れてしまう若輩者です。かっこつけたり、虚勢はったり、繕ってみたり、言い訳したり。向き合うべきことに向き合えていない部分もあるし。
そういうのを全部脱ぎ払って、本当の意味での自信と豊かさを持ち、確かな知識や知恵を持って、おおらかに笑えるオモロいばあさんになりたいなあ。

学生時代友人と河川敷に座って「大きい人間になろうね」と言い合ったのを覚えています。
あの頃はそれっぽい格好いいことを意味もわからんというてた節がありますけども、でも確かにそれだよなあ。いいこと言うやん我ら。
でっけえばーさんになりたいなあ。あ、体格のことじゃないよ。

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