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さくら咲く頃に思い出すこと。

昨日、久しぶりにスタバに立ち寄った。
オーダーして待ちながら、何気なく後ろを振り返ると、桜をモチーフにしたタンブラーなどが陳列されていた。

桜色は、綺麗な色だ。

うちの近所にも、たくさんの桜の木がある。ちょっとしたお花見なら、どこでもできてしまうくらいいっぱいある。

桜が咲いたら、花粉症でムズムズしながらも、必ず散歩する。

同じような人が桜の木の下でスクショを撮ったりしているのを見る。
そして自分も、同じようなショットを、ああでもないこうでもないと言いながら撮るのだ。


さくら咲く頃に思い出すこと。

桜の花言葉:頭のよい美しい人・心が美しい人

近所の桜で、1本だけ花言葉が添えられているものがある。
この花言葉は、その意味を探して、子供たちにわかりやすいような言葉に直したものだ。

「純潔」といった言葉が用いられるようだが、子供にはイメージいしにくいと考えて直したのだ。

春が来るまえに、この1本の桜の木を子供たちと一緒に植えた経験がある。
そして、その数週間後に、弱々しくも綺麗な桜色の花が咲いてホッとしたのだ。

この時の暖かな感情を、さくら咲く頃には必ず思い出す。

春というとてもドラマチックな季節には、多くの音楽が作られているが、同じような感覚を持っている日本人が多いからだろうとも思う。
「出会いと別れの季節」と言うが、別れのあとには新しい出会いが待っている。


さて、今年も桜は咲く。
咲いて散り、葉桜として次のステージを表現する。

この美しさを、全身で感じるために
あと少しの日々の寒さを
しっかり感じておこうと思う。

そして、昨年の春がそうだったように
同じような人が桜の木の下でスクショを撮ったりしているのを見るだろう。
そして自分も、同じようなショットを、ああでもないこうでもないと言いながら撮るだろう。

出会った人を思いながら。
これから出会う人たちを思いながら。


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