「お絵かき教室」をしていた時のハナシ。
娘が幼稚園の頃、『お絵かき教室』というのをしていた時期があります。
図画工作という教科が好きだったレベルのワタシが、何故にこんなことをしていたのか?
ズバリ、幼稚園のママとのお付き合いに疲れてしまったからです。
誤解のないように言っておくと、ママさんたちは皆んな優しい方ばかりでした。
でも、下の子もいたし、公園で1時間以上ダラダラと立ち話するとか、結構たいへんだったんです。たぶん、お互いに。
このままでは「ママ友付き合い嫌い」になってしまうような気がしたワタシが始めたのが『お絵かき教室』でした。
ワタシは工作が好きで、自分の子供たちにも工作でおもちゃとかを作ってあげていたんですね。
当時流行っていた『たまごっち』も、幼稚園の中では遊べないから、画用紙で『たまごっち』を作ってあげました。
画面の部分にいろんなキャラクターを貼り替えられるようにして、ちゃんとストラップも付けて。
娘のクラスのお友達の女の子から、「○○ちゃんママ、たまごっちをありがとう」とお手紙をもらったりしていました。
* * * * *
お絵かき教室は、毎回6人〜8人くらい集めて我が家のテーブルで開催していました。
一人1回100円で、その中から材料費やおやつ代も賄うやり方。
きちんとお金をいただくので、ママさんたちも気兼ねなく預けてくれます。
何より効果があったのは、終わりの時間が来たら、まるで習い事が終わった時のように「お迎え来たから帰ろうねー」と声をかけて帰宅してもらえたこと。
お互いにダラダラと居座ることがないから、夕方の時間に無駄がなくなりました。
「お絵かき教室」をしていた時のハナシ。
今でも娘は当時のことを覚えていて、お友達がたくさん自分の家に来てくれて、みんなで楽しく絵を書いたり何かを作ったりした記憶が残っているそうです。
「ママ友」って、ありがたい存在でもあれば、ともすれば難しい関係になりがちです。
当時のワタシは今にも増して「我が道を行くタイプ」だったので、ちょっと変わり者と思われていたかもしれません。
変わり者と思われても構わないと思う自分と、それでは娘までが孤立してしまうのではないかという不安が、この『お絵かき教室』で解決したのは良かったと思っています。
ちょっと考え方を変えたら
別の未来が見えたという
ナツカシイ、ハナシ
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