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考えても答えの出ない問題に、答えを出す方法。

自分の頭の中で思い描いている、漠然としたものを言語化するのは難しい。自分のことは自分がいちばん理解しているが、その自分に対して嘘をつくことで気持ちの安定を保とうとするからだ。

「自分い対して嘘をつく」という思考は、「嘘」という言葉でこそ良くないイメージのようだが、プラスに働くこともある。
「気になるけれど、気にしないようにしよう」と決めた途端、「気にならない」という嘘を、自分についているのだ。暗示にも似ているかもしれない。

これによって不安を治めることもできる場合があるし、前向きに行動できることにもつながるから、悪くない思考の流れと捉えることもできるからだ。

自分にとって都合の良い自分でいると、楽なことも多いのだが、「自分の本心を探究しよう」といった深堀りするのが苦手になってしまうことがある。


考えても答えの出ない問題に、答えを出す方法。

「自分の本心を探究する」「深堀り」する、ということが苦手な人は、誰かに手伝ってもらうのが効率的だ。できるだけ本音で話せる相手がもちろんベストだ。
しかしながら、周りにそういった相手が見つからないこともあるだろう。本音までいかなくとも、あまり自分の内面を人に話すことが好きでなはい場合もある。

このような時に私が進めているのは、
「悩んでいる自分を、自分の中からいったん取り出す」というものだ。

「自分の分身」をこの世に存在させるようなイメージだ。
ドラマかなんかで、幽体離脱しているようなシーンがあるが、あんな感じ。

その上で、本来の自分が他人になって、分身の相談にのる。
自分事ではなく他人事にすると、視点が変わる。その上で、解決方法を一緒に考える、探す、見つけるといった流れに持っていく。


この方法を友達に話したら、「幽体離脱」という言葉に笑いながらも頷いてくれた。
とはいえ、最終的には一人で抱えられない問題や一人で抱えきれない問題だと判断したら、分身にそれを説明して専門家に相談した方が良いのは確かだ。

こういった「思考の流れの持っていき方」というのは、心理学でも脳科学でもメタ認知だとかいろいろな方法があるので、自分にフィットするものを採用するのも良い。

人の心も仕組みかか?
と思いつつも、仕組みを意識できるような状態であれば
答えは見つかるはずだ。


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