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不安と現実の距離感。

日を追うごとに、嫌な数字が報告され、嫌な数字が増えていく。
その数字が表すのは「人の数」だから、人の命が数字になるというのは不気味なものだと思う。

こうやって不安を抱くのだが、そこから逃れるかのように、言葉を選んで前向きにとらえる日々だ。

不安というのは現実から引き起こされるが、不安というものは現実ではない。あくまでも、思考の中で発生する靄(もや)のようなものだ。


不安から逃れようとするばかりに、「何だかんだ、自分は大丈夫だろう」という考えに到る。これを「正常性バイアス」と呼ぶ。

<正常性バイアスとは>
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
(Wikipediaより抜粋)

一刻を争うような事態でないにせよ、自分の中でこの「正常性バイアス」が働いているのではないかと、ふと感じた。自分の周囲にもだ。


不安と現実の距離感。

ニュースを観て、不安になる。
不安を抑えるために、気持ちを転換し、現実を受け止める。
ここで、正常性バイアスを働かせてはいけない。
正常性バイアスが働いた時には、現実との距離感が増してしまうからだ。

おうち時間を有効に過ごしながらも
正しい情報を得て、現実を受け止める。

まだまだ、先は長いのだ。
まだまだ、先は長いのだ。

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