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宝石あれこれ② レアストーン『グランディディエライト』

みなさん、こんばんは。
本日は宝石のお話を掲載いたします。
最近注目のレアストーン『グランディディエライト』をご存知でしょうか。
巻頭の画像がそのレアストーンなのですが、魅力的なのはこの美しい色合い。
緑と青の中間ともいえる深いミステリアスなカラーです。

グランディディエライトは1902年に鉱物学者アルフレッド・ラクロワによってマダガスカルで発見されました。
この宝石はマダガスカルでしか産出されません。
1902年に発見された時はこのように鮮やかな宝石品質の物ではありませんでした。グランディディエライトは非常に内包物が多い鉱物なのです。
それから約100年後、2003年に宝石品質の透明度の高い原石が発見されました。
2014年には鉱脈が見つかり、宝石品質クラスの原石の採掘が行われています。
名前の由来である『グランディディエ』とは人名。
マダガスカルの研究家であるアルフレッド・グランディディエに敬意を表してつけられた名前です。

マダガスカルには固有のあらゆる動植物があり、そこにしか産出されない珍しい宝石の宝庫でもあります。
グランディディエライトの石言葉はこうしたことから、『冒険』『ビジョン』『旅立ち』となりました。


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