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ラボグロウン・ダイヤモンドとSDGs

みなさん、こんにちは。
本日は本職のジュエラーとして、ラボグロウン・ダイヤモンドのお話を。
次回、紫がたり 第九十四話 須磨(一)は明日8月7日(日)に掲載いたします。

私は宝飾品を取り扱って商いをしておりますが、ラボグロウン・ダイヤモンドが日本に入ってきたのは5年ほど前でしょうか。
当時の宝飾業界は戦々恐々としてこの新しいダイヤモンドの存在を否定しました。
それは成分、性質が天然ダイヤモンドと同じであるのに安いということから。
当時は3割くらいは安かったでしょうか。
日本の鑑定機関では合成ダイヤモンドをソーティング(ダイヤモンドをグレーディングすること)不可、グレーディングレポートも作成しないと決定しました。

さて、あれから世の中は変化した上に地金の高騰、ダイヤモンド鉱山の閉山が相次ぎ、色々なことが以前とは違います。
エコなラボグロウン・ダイヤモンドはアメリカでは総じて『ダイヤモンド』と呼ぶことが当たり前に認知されるまでになり、「天然」ダイヤモンドの「天然」はもう外してあります。つまり両方『ダイヤモンド』なのです。
私個人としては、ラボグロウン・ダイヤモンドに対して偏見も抵抗もありません。
天然ダイヤモンドは数が限られておりますし、価格は上がり続けているもので、大きくてきれいなダイヤモンドが天然の半分、サイズによってはそれ以下の値段で買えるのであれば嬉しいくらいです。
私の憧れは3カラットのハートシェイプのピンクダイヤモンドです。
色味、内包によりますが、天然ならば億を超えるものもあります。
それが美しい輝きそのままに安く手に入るならばそれにこしたことはありません。

0806コラム②

ブランドジュエリーの良さはコレクションごとにデザインラインがしっかりしていて、他に買えない物があるところが素晴らしい。
私はどちらも良さがあり、共存可能と考えております。
選択は消費者にかかっているのです。

最近ではようやくラボグロウン・ダイヤモンドの存在が日本でも認知されてきており、実際に購入することが可能になりました。
私はこれまで宝飾一筋。
ブランドジュエリーのプロモーションにも携わりました。
そして、ラボグロウン・ダイヤモンドのブランド『シン・ダイヤモンド』にもご縁ができました。

2022年春の宝飾業界の動向を予測する雑誌には、ブライダル需要が高まっていると記載されておりました。
半年経ってみて、それは的中しています。
コロナによって生活環境は変化し、旅行などにも制限が与えられ、結婚するカップルはエンゲージリングやマリッジリングなどの記念の品に想いをこめてしっかりとしたものを購入されるという傾向にあるようです。
以前と単価もアップしているということです。
とは言いましても、ダイヤモンドの価格はかつての倍近くに高騰しているもので、若く偏見のないカップルほどラボグロウン・ダイヤモンドに注目しているのです。
サステナブルでエシカルが謳われている昨今には最適の素材ということですね。

ラボグロウン・ダイヤモンドにご興味のある方、もしくはご購入希望の方は以下のホームページをご覧になってください。

ダイヤモンドを日常に!

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シン・ダイヤモンド ホームページ

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