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伝えたいことがあるのに、言葉にならない理由

わたしたちは日常、誰かとコミュニケーションを取ります。
言葉に限らず、手振り身振り、表情など、空気感といったものも含まれるでしょう。
もう少し広げると、それは文章になり、音楽になり、美術・芸術といった多岐に渡る分野で発揮されます。


わたしたちは日常、誰かとコミュニケーションを取ります。

そう。
日常的にコミュニケーションを取って生きている。
・・・はずなのに、そこにハードルを感じることはとても多いです。


伝えたいことがあるのに、言葉にならない理由

「アウトプットが大切です」こんな言葉を数年前に耳にしました。
それまでも聞いたことがあったはずですが、とある学びの場で実感したことがきっかけで日々心がけていることの一つになりました。

例えばそれが仕事関連のものであれば、当然ながら積極的にアウトプットします。生きていくためだし、クライアント様のためだし、アウトプットしないことには仕事が運ばないからです。

ただ、プライベートになると、なかなか言葉が進まないことがあります。
伝えたいことたがたくさんあるのに、何をどう伝えてよいか?何から伝えるのが良いのか?堂々巡りをしてしまうのです。


誰かに何かを伝えようとする時、頭の中で自然と言葉の整理が始まります。伝えるべきポイントやキーワードが浮かんで、瞬時に「これだ」というものが口に出てきます。

伝えたいことがあるのに言葉にならない時は、瞬時に出てきた「これだ」を発する前にある感情がよぎる時です。

伝えるべきポイントやキーワードを相手に提示した時、相手がどんな感情を抱くかに、不安を覚えた時です。

この不安が、「伝えよう」という意思を上回っていると、言葉がストップしてしまうのです。

word 言葉のお店 (56)

では、その不安をどうにかすればいいのだけれど、物事によってはなかなか解消できるものではありませんよね。
だからこそ、不安をどうにかする前に、意思を強くすることを考える自分がいます。

わたしは、強くなりたい。


逆の立場から考えると、何かを伝えてもらった時に、不安になることがあるわけです。

この人は何を考えているのか?
その言葉では良く分からない。
自分には対応できそうにない。

こんな感情を抱かせることを想定しつつ、伝えたい意思を強く持つにはどうすればいいのか?

今のわたしに言えることは、相手に対してどれだけ思いやりを持つことができるかだということ。


本当に伝えたい思いがある相手ならば、
強い意思を持って伝える。

いろいろな課題を抱えて生きているつもりだけれど、
結局のところ、
すべてはこの課題を解決したくて生きているのかもしれない。

そんなことを、
思う
毎日です。

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