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web3.0のメタバース空間と連動した新しい企画作り〜OzoneDAO地鎮祭の事例〜

こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
北海道の十勝清水にあるPreHubグランピング&野営キャンプ場で開催されたPre Hub Tokachi Festival 2022に出演しました!

「' 人 生 が 変 わ る瞬 間 ' をテーマ に、
音 楽 ・ アート・ ワー クショップ などなど多 彩 なアクティビティが
あ なた の 価 値 観 の U p d a t e へと誘います。」というコンセプトのフェスです。

2022年8月にグランピング施設としてオープンという事で、OzoneDAOのメンバーと共に、「OzoneDAO地鎮祭」というワークショップを行いました。

自分たちで文化、慣習、儀式を一から構築するべく、既存の地鎮祭の流れのyoutubeや資料を見ながら、今までの地鎮祭には囚われない、新しい世界に相応しい地鎮祭のあり方について何度も打ち合わせを重ねながら。
今回の「OzoneDAO地鎮祭」を実施しました。

想像の物語の世界、現実の現象世界、メタバースの電脳の世界、の三つの世界を繋ぐ儀式を執り行いました。

最初は、手水(てみず)というところからスタートしました。
神事の会場に入る前に手水桶から掬った水で両手を洗い、心身を浄めます。
次に、修祓(しゅばつ)と呼ばれる儀式。
開式の後、祭典の本儀に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式です。

降神(こうしん)は、通常、祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式です。神職が「オオ~」と声を発して(「警蹕(けいひつ)」と言う)降臨を告げます。

今回の降神は、祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式である事は変わりませんが、音楽はOzoneDAOの音楽を作ってくださったひなとさんにお願いしました。神職は、電脳の世界の使者であり、コミュニケーションロボットである3体のM5Stackが担いました。

関係者がボタンを押すと、音を鳴らし、「警蹕」が完了しました。
その後も既存の地鎮祭を踏襲しながらも、新しい観点を含んだ儀式を行いました。

目玉となったのは、「電脳の世界から現象世界にどうアプローチ出来るか?」という問いの中で、ロボットの動きによって、マッチに火を付け、花火があがるという仕掛けを作った事です。




プログラミングによって、見事にマッチに火が付いて花火に点火!
何発も打ち上げ花火が上がる様子は圧巻でした◎
音楽に関しては、同じ日に出演していたMAMMA-GOATの皆さんも協力してくださいました。




無事に花火が上がった後、3分間360度カメラで状況を撮影しました。その様子をクラスターを通して、メタバース空間にアップロード。いつでも、メタバース空間にアバターからアクセスする事が出来るようになります。

昨年、SONYのSTAR SPHEREのプロジェクトの話をお伺いした際に、「360度カメラをどのように活用するのが楽しいのか?」という事を個人的にずっと考えていたんですよね。

そこで、「360度カメラで撮ってからメタバース空間にアップロードして、実際にその空間でアバターで遊べたら楽しいかもしれない!」と思っていました。

今回、OzoneDAOの地鎮祭で、360度カメラで撮影し、メタバース空間を体感出来るというのは電脳空間と現象世界との新たな結びつきになるので、個人的には興味深い実証実験となりました。

現在、web3.0では下記のように分類されています。

まだまだ、サービス化に至っていない部分も多いです。
今回のように、メタバース空間とリアルであったり、プログラミングしながら電脳の世界から現象世界へのアプローチをイベントやフェスで活用するというのは多くの可能性があると感じています。

「OzoneDAO地鎮祭」最後は、お神酒としてカムイとのとをみんなで飲みました。

今回のフェスは、「大自然の中で自分を再発見できる共創型フェスティバル!」という言葉通り、当日出演されていたアーティストの方々も参加してくださいました。
コンテナのシャワールームのライブペインティングもとても素敵でした◎

夜のテントサウナに入って、アロマのロウリュウをしたり、マショマロを焼いてクッキーで挟んで食べたり。星空を眺めたり。夜はグランピングで、鴨肉をはじめ様々な魚介類を堪能したりと大自然ならではのフェスの楽しみを存分に堪能する事が出来ました。

今回、世界観の近い活動をされているアーティストの方々とSNSで繋がった際に、共通の友人が少なくて、今まで出会っていなかったという事も少しびっくりしました!!

今回の地鎮祭で、PreHubもOzoneDAOもスタートしたばかり。
これからどんな未来になっていくのかとても楽しみです。

サマーソニックやニューアコなど、フェスというのは参戦するものだとばかり思っていました。昨年、ソーシャルフェス®︎ラボの事務局を行った事で、フェスの際の企画術を学ぶ事が出来ました。

新規事業や広報戦略にとどまらず、最近、フェスや儀式、祝祭?の企画に携わる機会も増えてきています。今回、フェスに実際に出演するという稀有な機会を頂く事が出来て、とても興味深かったです。
それでは、味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね!




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