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摂食障害ドキュメンタリー映画【DieAter2.5 Raging】

こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
ふじもとあつしさんの監督作品、摂食障害ドキュメンタリー映画【DieAter2.5 Raging】を拝見しました。

46名という多くの当事者の方の生の声。当事者の方の撮影を繋いで作られた作品です。摂食障害の患者さんに携わっていた医療従事者の方への取材もされています。WEB上で無料公開されていますので、是非ご覧くださいね。

冒頭の6分間の映像に関しても公開されています。

ふじもとあつしさんが摂食障害について児童精神科の看護師に取材した記事です。

より映画の事を詳しく知りたいという方は下記のサイトをご覧くださいね。

私自身、大学時代に心理学を専攻しており、問題行動や摂食障害についての授業や当事者の方の話をお伺いする授業に参加していました。それは、あくまで表面的な知識や観点を得るに過ぎなかったのかもしれないと感じました。

摂食障害の映画を拝見して、当事者の辛さや痛みや困難さが見えにくいところは、発達障がいやLGBTQ+等とも通じると感じました。

一見、同じ症状に見えたとしても、それぞれの背景や性格も違いますし、「分かる」ということは不可能であるとみています。「分かる」なんて、安易にはとても言葉では言えません。ただ、「理解したい」と想いながら寄り添って分かろうとするところが大事であると捉えています。

それぞれの事情や背景で、何か言ってしまう事もあるかもしれないですが、1人1人の事をそのまま「ただ見守る」。尊重し合う事が大切であるとみています。

摂食障害、発達障がい、LGBTQ+、どれも、当事者の方が様々な活動に携わっている事が大半です。ふじもとさんは、摂食障害の当事者ではありません。第三者だからこそ、フラットでニュートラルに当事者の方や医療従事者の方に向き合う事が出来る。そういった価値を感じました。

私自身、発達障がいの当事者でもあるので、発達障がいに関する事に対して、どうしても、思い入れが強くなってしまう事があるんですよね。

今は、発達障がいである事をそこまで意識する事が少なくなりました。
それは、周りの人達が、フラットに関わってくださっていたり、環境が整ってきている証のように捉えています。

先日、性のグラデーションを表すジェンダーブレッドというものの存在を教えて頂きました。発達障がいや、摂食障害でも、グラデーションを明確にしていく事で、自己理解や他の方に説明しやすくなるのではないかと感じました。

ふじもとさんは、江戸川区の篠崎で社会的包摂カフェ、ごちゃまぜcafeメムの店長をされています。子育てに疲れたお母さんが気軽に立ち寄れるよう、子ども達がくつろげるお部屋や、お子様メニューがいつでも無料だったりします。


スリランカのテイストのカレーや、好みを聞きながら作ってくれるパスタ、その日によって変わる、タコスやハヤシライス。チャイ、エッグ珈琲等、バラエティ豊かでどれもとっても美味しいです。

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メムのプリンも大好き!

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ニュージーランド産のグラスフェッドバター、牧草を食べて育った牛のミルクから作られた爽やかなバターを焙煎時に使用しているとのことで、珈琲豆も香り高くて非常に美味しいです。

メムさんで珈琲を購入し、毎朝、お家でバター珈琲にして頂いています。珈琲は通信販売もしてます。

私は、文京区の茗荷谷にいた頃に、何かあると、隣の棟の最上階に住んでいた料理の師匠でもある大家さんに料理を作ってもらっていて、それがとっても美味しかったんですよね。

元気の無い時に、「何か美味しいもの作って〜」って言うと、「どんなの?」っと聞かれて、「和食で出汁かな?」と言うと私好みのものを出してくれたりしました。

残念ながら大家さんは亡くなってしまったのですが、メムのふじもとさんの料理は、大家さんの料理を彷彿とさせてくださいます。

さりげない息抜き等にとっても良い場所で、テーブルに電源が付いている他、wifiも飛んでいるので、打ち合わせが外である時等に、ふと立ち寄ったりしているお気に入りの場所です。

常連さん達や居合わせた人とも、自然に会話出来て、お店を後にする頃には、すっかり息抜きというか気が紛れているという不思議な場所です。
是非、皆さんも時間がある時にのんびりしにお出かけくださいね。

本日も味わい深く素敵な1日をお過ごしくださいね。

サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!