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アンドロメダのリミト 2話



この滝は、二人のお気に入りの場所です。

冷たいところと、暖かいところと、ぬるいところがある、色んな温度の珍しい滝つぼは、

人がなかなか来られない山奥にあります。


乗り気じゃなかったルカも、とても楽しそうに遊んでいます。

二人は、見た目は20才の若々しいお姉さんだけど、実際の年齢は140才ほどです。

スーパーモデルみたいに長い手足をしています。とても美人!

細い!長い!美しい!

身長は180cm以上ありそうです。

アンドロメダではそんなに大きくない方です。


色白!すっごい白いです。

これが透明感というのか、、、。という感じです。

向こうが透けて見えそう。


毛穴、見えないのかもしれません。

ワープゾーンを通る時は、いつもツルンツルンの保護膜のようなもので覆われます。

今まで二人は何度も地球にきていました 。

でも、毎回なるべく短時間で帰ってきています。

なぜなら、以前ワープゾーンのガイドがそんな感じの説明をしていたからです。

初めて地球に飛ぶときは、さすがに2人とも真剣に説明を聞きました。

どこの星の人でもわかるように、ホログラムと、
共通の言葉で説明が始まります。

分かりやすい映像と、説明を、

しっかり聞いています。

地球はとても美しい星だけど、紫外線やら磁場やら、細菌など、地球は大変な星なので、異星人の体は耐えられないみたい。

ワープゾーンを通るときに、体に膜ができるので、その膜がある間は大丈夫。

何か食べたりしないこと、
地球人とあったりしたら、危険なのですぐに帰ってくる事。

などなど、、、

ちゃんとホログラムの説明を受けてから、ドキドキしながら地球行きのプールに飛び込んでいました。



帰るのはいつも簡単です。

「帰る」と思えばいいのです。

思えばすぐに、ワープゾーンに戻ってこれるのです。

転生するためにワープゾーンを使う人もいますが、 ちょっと体験したり、旅行や見学に行ったりする人が多いです。

観客席で、ホログラムを楽しむ人たちもいます。



沢山遊んだので、ルカは

「もう帰ろうよ」とリミトに伝えましたが、

リミトは帰ろうとしません

「もう少ししたら帰るから、先に戻ってて」
と、リミトはルカに伝えました。

ルカは心配でしたが、今まで何度も二人で地球に来ていたし、前にも何度か
リミトだけ残して帰ったことがあったので、

「じゃあ先に帰るね♪ 次にワープするところは私が決めるからねー♪」

と伝えて、先にワープゾーンに戻ることにしました。

ルカは光に包まれて、一瞬でワープゾーンに戻りました。

そして、面白そうな星を探すことにしました。


「その星の、現地の人と交流できるタイプの星がいいなぁ」

ルカは、リミトが喜ぶ顔を思い浮かべながら、ワープゾーンの湖の上に映し出されている
数々のホログラムを眺めて探します。

何億もの数えきれない星があるので、まだまだ行ったことがない星が沢山あります。



一方、ルカはというと、、、


滝がある山奥から、少し離れたところまで移動して、一人で探検していました。

地球人を見てみたかったのです。

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