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犬のQOLをどう考えるか。

食べ物と環境と思いのかけ方で、犬の成長ぶりは変わります。

どうあって欲しいかをクリアにイメージすることも大切です。

ご家庭のルールは犬に分かりやすくきちんと伝えあげて下さい。

人間の家族全員が共通の意識を持つとさらに犬に伝わりやすくなります。

一度できるようになっても少しの緩みから崩れていくこともありますし、言葉と本心がズレていると犬には理解しにくいです。

犬は日本語の意味が分かるわけではなく、話している人の思いがそこに乗っているから、言葉や声掛けの内容が伝わるのです。

「おいで」と呼びながら(どうせ来ないよね)と思っていると、犬には(どうせ来ないよね)が伝わり、結果「呼ばれても行かなくて良い」という学習をすることになります。

赤ちゃん言葉を使っていると、内面の成長を期待していないということが伝わり、思いやりや気遣い自制心が育まれにくくなるでしょう。

人がどういう意識でいるかが重要です。

落ち着いて穏やかに過ごせて、人や他の犬とも意思の疎通が図れた方が犬にとっても生きやすいはずです。

食べ物にも栄養だけでなくエネルギーが乗りますので、作っている人やどういう流通過程を通ってきたかも気にかけたいところです。

体調や季節に応じてメニューを考えてあげられるのも飼い主だけです。

それぞれの生まれ持った性質や体質はありますが、それを踏まえてどう育てるかはすべて飼い主次第です。

その子にとってのベストを考えて、調べて、実行することが重要だと思っています。

納得いくまで考えて、よくよく調べると、実践での応用も利きやすくなります。

時に情報を信じ過ぎず疑うことも必要です。

このドッグフードには何が入っているのか。
それはどんな効能があるのか。
何故それを使っているのか。
今の季節にふさわしいか。
自分の犬に適しているか。
他にもっと良い選択はないか。

与える食事を選ぶだけでも、考えること、調べることは沢山あります。

しつけの方法も医療もケアも同様です。

よくよく考えて選んであげて下さい。

その選択が犬のQOLに直結しています。

犬達の一生は飼い主である私達にかかっています。

アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
https://ameblo.jp/yukari-touchheart

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