土の上を歩こう。
犬は人よりもずっと自然に近い生き物です。
自分の4本の足で大地に立ってエネルギーチャージとバランス調整をすることが必要な動物なのです。
野山や牧場や森、川辺など家周りなどフィールドは違えど、地面の上で働くように作出されている種がほとんどですから、私達が思っている以上に彼らは地球との一体感を求めています。
小型犬と言えどもすぐに抱き上げてしまったり、ずっとカートに乗っていたりすると、安定感を得ることができませんから、不安傾向が強くなったり問題行動が出るようになったりする子もいます。
日本の都心ではアスファルトやコンクリートに覆われていて、日常的にはなかなか土の上を歩く散歩が難しい地域もあると思います。
週末などの遠出が出来るときや、少し長めに散歩の時間が取れた時などは、ぜひ足を延ばして土や草地のある公園や森などに連れて行ってあげてください。
お休みの日には山や森、川、海など普段行けないような自然の中に出かけると、いつもと違った犬達の姿を見ることが出来るでしょう。
一緒に楽しく豊かな時間を過ごすことで、飼い主さんとの絆も深まります。
人もリフレッシュできますし、いいこと尽くめですね。
これからの季節はぜひ水遊びや川遊びなども楽しんでみてください。
アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
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