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仔犬だって犬である。

仔犬を迎えるとしたら生後2か月くらいが多いでしょうか。

どの犬種もたいてい丸々っとして可愛い声で鳴いて、チャカチャカ動いて、よく寝ます。

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可愛いのは何歳になっても可愛いですが、仔犬期は特有のものがあって、何をしても「仔犬だから」で許されてしまうような万人受けする可愛さがあります。

これが曲者でして。

それこそ仔犬だから、色々なことを許容されてしまい、1歳近くなっても「まだ、仔犬だから」と言われたりして、吠えるようになってきたんだけど「しつけっていつからしたら良いですか?」などのご相談をいただくこともたまにあります。

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しつけはお家に迎えたその日からでございます。

しつけと言う名前が合っているかは別にして、行動を教えたり、導いたり、修正したりという作業は、ある意味一生続きます。

年齢や環境によって変わるものもあれば、覚えたと思ってもできなくなる(しなくなる)行動もあります。

だけど、それは犬と暮らすことを選んだら、セットでついてくるもの。

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しつけとは、犬とのコミュニケーションの一つですから、色々大変なことはあるかもしれませんが、本来楽しいものなのです。

工夫したり試行錯誤したり、人も学び、人も成長します。

犬との暮らしは豊かで幸せで、しつけもその一部だから、もっと面白がって取り組んでも良いのかなと思います。

なかなか覚えてくれないと、イライラするかもしれませんが、そもそも、人間と犬は全く価値観も進化の歴史も違います。

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人間都合に合わせてもらうのだから、相手からしたら、教えてもらわないと分からないことばかりなのでございます。

同じ時間を共に過ごすのですし、何ごとも楽しんだ方がお得です。

同じ犬はいないから、同じように育てても、同じような犬にはならなくて、実際それが本当に面白いです。


アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
https://ameblo.jp/yukari-touchheart/

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