可能性にワクワクしてみる

大人になって「将来の夢は？」と聞かれて答えられますか？？
なかなか難しくなっているな〜と振り返るこの頃です。

実は、最近入院をしてしまいました…。
40度の高熱が4日ほど続き、点滴につながれて動けない日々。
慌ただしい日常から一気に自分と向き合う時間ができました。

自分に自信がなく、思うように成果を上げられず理想と現実のギャップに悩むこともあります。
私は音楽以外にも様々な活動をしていて、「この活動は音楽から逃げてない？」「どうして一つのことに集中できないんだろう」と考えてしまいます。

入院中に、いろんなことをしている私は、結局やりたいことって何？
と考えながら点滴が落ちる様子をぼーっと見ていました。

考えたところ辿り着いたのは…
「可能性にワクワクしてみる」

何事もやってみないとわかりません。
向いていないと思ったことが、実は大好きになれたり！…逆も然り。
そんな可能性にワクワクしたくて、いろんな活動に取り組んでいるのかもしれません。

「あぁ、なったらどうしよう」
と確定していない未来を心配するより、やってみると結果はどうであれ、視野の階段は一段上に登り、見える景色は変わるでしょう。

レッスンでも「できない！」と言う生徒さんには、「ここまで３回やってみよう。それでできなかったら、また考えようか」と課題を与えます。
やってみると、できちゃうんですよね。

まずは、挑戦してみる。
量をこなすと、経験の土台ができます。
土台がしっかりしていると、新しいことでもドーンと構えて積み上げられる。

決して才能があると言えない私が、夢だった音楽の仕事に就けたのは両親をはじめとする大人が「やってみよう！」と反対しなかった環境が一番大きいです。

大人になって、先生になった私も「まずはやってみよう！」を伝えています。

冒頭で問いかけた将来の夢。
私は、「自分にワクワクできる大人になる」です。

自分の可能性を信じて、ワクワクできる人を増やしていく活動をこれからも続けたいと思います。