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【週刊】中1男子 #12 「中1の谷」

0 | 「中1の谷」ってある?

長男は今年公立中学の1年生になった。中学校は小学校の延長であり、何かが大変になるとは思っていなかった。特に今年はコロナがあったので、健康で休校明けに学校に楽しんで行ってくれてるだけで十分と思っていた。

しかし「親の期待値と子どもの行動の差のすりあわせ」「初めて体験することへの対応」の2つは子どもが何歳になっても大変なものだと気づく。

今回は、中学入学後現時点で大変だと感じていること2点について。

1 | 高校受験への準備が始まる

いくらのんびりで自由を愛する長男でも、初めての受験(=高校受験)は否応なしに近づいてくる。そして定期考査の結果が内申点に反映される。

東京都教育委員会のHPによれば、都立高一般受験の学力検査と調査書(内申)の比率は7:3。

東京都立高校募集案内 令和2年度入試方法一覧(別表1)
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/archives/exam/files/guide2020/17.pdf

学力検査重視だが、内申も無視できない比率。

また、三者面談で担任の先生に確認したところ、内申の対象は3年の2学期とのこと。1年生から対象だと思っていたので、ちょっと拍子抜けではある。

とはいえ、3年の2学期にいきなり覚醒してコツコツ勉強を始めるなんてことはないので今から準備は必要。という状況下で、7月上旬に初めての定期考査。(休校で中間考査がなかったので、いきなり期末考査)

まあ、本当に勉強しない。学校に学習計画は提出するが、そのとおりにやらない。テスト前日になっても教科書を持って帰ってこない教科あり。事前の提出物も評価の対象だが、それも汚い字で殴り書き。見かねてテスト前日に親が問題を出しながらチェックするとブチ切れられる。

期末考査の終了後、結果が帰ってくる前に親子で話し合い。想像よりもできなくて本人も思うところがあったのか、くもん(数学・国語 中2レベル)は休会していままで嫌がっていた塾(5科)に通うことにした。

幼児教育しない、小学受験しない、中学受験しない(5年の秋にやめた)と今まで長男の学習に対して親は努力を放棄してきたが、これからテコ入れどきなのだろうか。

しかし結果が帰ってきて「あいつとオレは同じ点数だった」「あの女子は20点高かった」などとのんきに言っているのを聞いて、もうちょっと危機感をもってくれ!と頭をかかえている。

「次の中間考査は学年順位を半分にする。その次からは5位ずつ上げていく。」と目標は口にしていたので、次回までに忘れないでいてほしい。

2 | 友達付き合いが変わる

長男の学校は2つの小学校から持ち上がりで入ってくる公立中学。3割程度は中学受験で私立または都立の中学に進学した。

仲のいい友達は公立中学に進学する子が多かったので(毎日放課後に外遊び+土日祝は野球の長男と、中学受験する子のスケジュールがあうわけもない)友達のことは心配していなかったのだが。

休校期間に仲良く遊ぶ友達の顔ぶれが変わってしまった。今一緒に遊んでいるらしい7~8人の顔がほとんどわからない。名前はわかるけれども顔がわからないし、保護者会がないので保護者の顔が全くわからない。

さらに野球部に入ると思い込んでいたらバスケ部に入るということで、小学校からの野球繋がりも薄くなってしまった。

最近の休日は、友達からの誘いで勉強しにでかけて8時間後に筋肉痛で帰宅したり(雨の中で公園で氷鬼をしていたらしい。教科書びしょぬれ!)、友達の教科書を間違えて持って帰ってきてあわてふためいたり。

いまのところ友達関係で大きな問題は起きていないのだが、三者面談で聞いたところによると、他クラスでは夜中のスタ連が問題になっているとのこと。(長男はそもそもスマホを持っていないが)

子どもの友達関係に口を出しすぎるのもおかしいとわかってはいるが、何かと心配で心がやすまらない中1の夏である。

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